米国でWiMAXが使えるサービス、UQが2011年3月末まで無料で提供
2010.09.01
Updated by WirelessWire News編集部 on September 1, 2010, 10:10 am JST
2010.09.01
Updated by WirelessWire News編集部 on September 1, 2010, 10:10 am JST
日本国内ではUQコミュニケーションズが提供するモバイルWiMAXのサービスだが、米国では米Clearwireが同様にモバイルWiMAXによるサービスを提供している。これらが相互に利用できたら、両国を行き交うビジネスパーソンには朗報だ。UQコミュニケーションズは2010年8月31日に、こうした要望に応えるサービスの提供を発表した。「WORLD WiMAX」と名付けたサービスだ。
▼「WORLD WiMAX」米国での利用可能都市(2010年9月1日時点)
対象はUQコミュニケーションズのWiMAXサービスに日本国内で加入しているユーザー。UQコミュニケーションズのMVNOが提供するサービスの利用者も対象に含まれる。利用には米インテル製のWiMAXモジュールを搭載したパソコンが必要になる。米国のClearwireの1日利用サービス「CLEAR Free Day Pass」に申し込むことで、WiMAXサービスが使えるようになる。サービス提供開始から2011年3月末までは無料で利用できる。それ以降は有料化する計画だ。
エリアは米国内55都市。ホノルル、シカゴ、ワシントンD.C.、シアトル、ラスベガスなどで利用できる。当該の都市に出張などで行く場合には、便利に利用できるが、ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなどでは、現時点はサービスの提供がない。また、データ通信カードなどでは利用できないので注意が必要だ。
▼CLEAR | 4G WiMAX Internet Coverage Map with Service Area.
一方、ClearwireのWiMAXサービス利用者が日本に渡航したときに、UQコミュニケーションズのWiMAXサービスを利用できる1日利用サービス「UQ Day Pass」も9月1日から開始する。UQコミュニケーションズのWORLD WiMAXと同様、米国でのClearwireとの契約とWiMAXパソコンが必要。料金は24時間ごとに600円である。
【報道発表資料】
・海外で使えるWiMAX「WORLD WiMAX」について
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