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GEとドコモがIoT分野で業務提携、端末からクラウドまでパッケージ化して提供

GEとドコモがIoT分野で業務提携、端末からクラウドまでパッケージ化して提供

GE and NTT docomo are down for IoT

Updated by 岩元 直久 on July 9, 2015, 16:52 pm JST

岩元 直久 Naohisa Iwamoto

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

GEエナジー・ジャパン(GE)とNTTドコモ(ドコモ)は、IoTソリューションの提供について業務提携に向けた覚書を締結したと発表した。両社の業務提携により、道路や橋梁、プラント、電機・ガス・水道などのインフラ設備を持つ民間企業、自治体は端末から回線、クラウドプラットフォームを含めたIoTソリューションをパッケージとして利用できるようになる。

業務提携では、GEの産業機器向けワイヤレスルーター「MDS-Orbitプラットフォーム」(Orbit)と、ドコモの通信モジュールを連携させたIoTソリューション提携する。これにより、インフラ設備にドコモの通信モジュールを内蔵したOrbitを設置することで、温度や振動といったインフラ設備の稼働データをリアルタイムに監視できる。GEのOrbitはセキュリティ技術と国際規格であるIEC500で定められた「Class I Division2」認証を受けた堅牢なきょう体を採用した耐環境性により、設置場所などを問わずに安定してセキュアな通信が行える。

Orbitで取得したデータは、日本システムウエアが提供するIoTクラウドプラットフォーム「Toami」上でドコモが提供するアプリケーションと連携させることが可能。これにより、インフラ設備の稼働データをスマートフォンやタブレットで管理できるようになり、故障防止への予兆診断や老朽施設の保全に役立てられる。

GEは、ドコモとの提携にあたり、電波状況の確認試験の結果を踏まえてドコモの通信モジュールの採用を決定したという。ドコモはパートナーと価値創造する「+d」の展開の1つとして、グローバルでIoTの発展を牽引するGEとの連携を推進する。

【報道発表資料】
GEとNTTドコモ、IoT分野での業務提携に向けた覚書を締結

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