ブラザーエンタープライズ、アプリックスのIoTソリューションで家電製品などに防災機能を組み込み
2015.12.10
Updated by Naohisa Iwamoto on December 10, 2015, 07:00 am JST
2015.12.10
Updated by Naohisa Iwamoto on December 10, 2015, 07:00 am JST
アプリックスIPホールディングス(以下、アプリックス)は2015年12月9日、ブラザーエンタープライズがアプリックスの防災情報対応IoTソリューションを採用したと発表した。
アプリックスの防災情報対応IoTソリューションは、防災情報対応「お知らせビーコン」を活用して家電製品などに防災対応機能を持たせるソリューション。緊急地震速報などを受けた際に、ビーコンを埋め込んだ照明機器が自動的に点灯して室内を照らして避難路を確保したり、同じくビーコンを埋め込んだ暖房機器や調理器具の電源を落として火災を防いだりできる。
ブラザーグループの企業であるブラザーエンタープライズは、アミューズメント業界向けにモーターなどの遊技機用ユニットを開発・製造するほか、環境製品として地震の揺れを検知すると自動的に点灯する照明装置「マモリア」を提供している。アプリックスの防災情報対応IoTソリューションを採用することで、家電製品や家庭用品に防災機能を組み込み、安全に暮らせる環境を提供する製品を開発する。ブラザーエンタープライズは「誰でも手軽に身近に使えるような防災情報対応 IoT ソリューションを実現できる点を評価し」(同社のTS 営業部・開発部・商品企画部 取締役部長 浜崎博史氏)、アプリックスのソリューションを採用したとコメントしている。
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