グーグル、インドでAndroid開発者200万人を育成へ
2016.07.13
Updated by WirelessWire News編集部 on July 13, 2016, 12:48 pm JST
2016.07.13
Updated by WirelessWire News編集部 on July 13, 2016, 12:48 pm JST
グーグル(Google)が米国時間11日、インド国内で今後3年間に200万人のAndroid開発者育成を目標とする「Android Skilling Program」を発表。この取り組みでインド政府や同国の大学と協力していくことを明らかにした。
グーグルは、インドの人材育成機関であるNSDC(National Skill Development Corporation)やインド政府のオンライン学習プロジェクトNPTEL(National Programme on Technology Enhanced Learning)、それに公立・私立両方を含む31校の大学などと協力しながら、同プログラムを進める計画。グーグルに協力する各大学やNSDCは実際の授業を通じて、またNPTELはオンラインで、それぞれAndroidの基礎コースを提供するという。
グーグルは昨年からインドでAndroid開発者育成用の「ナノ学位(nanodegree)」プログラムを提供している。同社がオンライン学習サービスのユダシティ(Udacity)と協力して開発したこのプログラムには、毎月1万1500人の新規登録があるという。
グーグルは今回、Android関連の開発能力を測る試験「Associate Android Developer Certification」を開始することも発表している。同社ではこの試験を通じて、コース受講者の能力を保証することで、企業による採用を促したい考えとされている。
なおインドでは、アップル(Apple)もアプリ開発者育成関連の取り組みを進めており、今年5月には同社のティム・クック(Tim Cook)CEOが現地を訪問した際、バンガロールにiOSアプリ関連の開発拠点を開設する計画を発表していた。
【参照情報】
・Skill up to build for the mobile world - Google
・Google Plans to Train 2 Million Indian Developers on Android - Bloomberg
・Google partners Indian universities for Android certification - Times of India
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