画像はイメージです original image: retraido_ / stock.adobe.com
AI活用で乗客のソーシャルディスタンスを監視(他2本)
Cyber Security News November 3rd week,2020
2020.11.19
Updated by Wataru Nakamura on November 19, 2020, 17:55 pm JST
画像はイメージです original image: retraido_ / stock.adobe.com
Cyber Security News November 3rd week,2020
2020.11.19
Updated by Wataru Nakamura on November 19, 2020, 17:55 pm JST
新型ランサムウェア「Pay2Key」に世界的流行の懸念【Dark Reading 11/12】
イスラエルのサイバーセキュリティ大手のチェックポイント(Check Point Software Technologies)は現地時間11月12日、新種のランサムウェア「Pay2Key」に関する報告書をリリース。イランに起源を持つとされるこのランサムウェアが過去2週間で複数の大手イスラエル企業や一部の欧州企業のネットワークの暗号化やデータの窃取に利用されていることを指摘し、今後世界中に被害が広がる可能性を警告している。
原文:’Pay2Key' Could Become Next Big Ransomware Threat
米国人の6割以上が仕事用端末のパスワードを使いまわし(Visual Objects調査)【Info Security Magazine 11/12】
ポートフォリオウェブサイトのヴィジュアル・オブジェクツ(Visual Objects)が2020年9月、米国の500人のフルタイム労働者を対象に行ったセキュリティ意識調査によれば「複数の仕事用端末でパスワードを使い回している」と答えた調査対象者の割合は全体の63%に上った。また、多くの労働者はサイバーセキュリティの問題を個人の問題としては捉えておらず「サイバーセキュリティ対策への責任は労働者よりも企業にある」と答えた調査対象者の割合は91%に上っている。
原文:Most Americans Reuse Passwords for Work Devices
マイアミ・デイド郡、AI活用で乗客のソーシャルディスタンスを監視【State Scoop 11/10】
米フロリダ州マイアミ・デイド群の交通局は、オーストラリアのアンリーシュ・ライブ(Unleash Live)という分析企業のAIカメラシステムで域内を走るメトロレイル(高速鉄道システム)の乗客数や乗客のソーシャル・ディスタンシングの状況を監視している。各駅に設置された500台のカメラをアンリーシュ・ライブのAIビデオ分析ソフトウェアで分析するこの仕組みでは、乗り降りする乗客の匿名性を保ちながらその数や乗客間の距離を把握でき、将来的にはマスクの着用状況なども確認できるようになるという。
原文:Miami-Dade transit using AI to monitor passengers for social distancing
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。