米テキサス州ブラウンズビルは、NTTデータのローカル5Gおよびスマートソリューションの導入を決定した。同市は、安全かつシームレスな無線網によって強化されたデータ分析とAIを活用し、市民サービスの充実、治安の向上、持続可能性目標の達成、効果的な経済成長を目指す。

NTTデータは、高速かつ低遅延のターンキー（すぐに利用できる）・ローカル5G網を構築・管理し、市内全域でシームレスな接続を実現する。スマートソリューションの第一段階は、4つの公共公園、公共事業用地、空港を含む市のダウンタウン地域に導入され、データ分析や予測・推奨をリアルタイムで提供するほか、公共エリアや道路の監視・管理などに役立てる。また、新規および既存のデータ収集デバイスを活用し、市内全域でのIoT接続確立を可能にする計画だ。

ブラウンズビルでCIO（最高情報責任者）を務めるJorge Vardenas氏は「ブラウンズビルがハイテクハブとして台頭しつつある今、ローカル5G網の導入は単に有益というより必要不可欠なものです。ローカル5Gに投資することは、ブラウンズビルが技術進歩と経済発展の最前線にあり続けることを確実にします」とコメントしている。

資料

• NTT to deploy Private 5G in Brownsville, Texas
• NTT Data deploys citywide private 5G and IoT in Brownsville, Texas
• Texas City of Brownsville Partners with NTT DATA to Build Smart City Powered by Private 5G
• City of Brownsville, Texas, Taps NTT DATA to Build Connected City with Smart Solutions Powered by Private 5G