フィンランドのノキアは、空港やスマートシティなどの主要分野におけるプライベート5Gによるデジタル変革を推進するため、NTTデータとグローバルなパートナーシップを締結したことを発表した。ビジネスや自治体の業務に不可欠な、信頼性の高い最先端の接続ソリューションへの需要の高まりに対応する狙いだ。

両社の提携により、米テキサス州ブラウンズビル市がプライベート5G RAN（無線アクセスネットワーク）をすでに導入している。このプロジェクトでは、ノキアの先進的な5G無線アクセスポートフォリオとNTTデータのプライベート5Gネットワーク・アズ・ア・サービス・プラットフォーム（P5G）を組み合わせ、市民サービスの充実、治安の向上、持続可能性目標の達成、効果的な経済成長などに役立てている。また、両社はドイツのケルン・ボン空港や同国の空港運営企業であるFraportにもプライベート5Gソリューションを提供。業務効率の向上やデータ主導の意思決定を支援している。

ノキアのRAN部門責任者を務めるMark Atkinson氏は「公共サービスを向上させ、スマートシティや空港などのデジタル変革を加速する業界最高クラスのネットワークソリューションを提供するために、NTTデータと協力できることを誇りに思う」とし、「ノキアのプライベート5G RANとNTTデータの技術サービスを組み合わせることで、幅広いユースケースに対応する理想的なプラットフォームを実現する」とコメントしている。

資料

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• Nokia and NTT DATA team to advance private 5G
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