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週10時間を超えるゲームは要注意? 豪大学調査

週10時間を超えるゲームは要注意? 豪大学調査

January 21, 2026

中村 航 wataru_nakamura

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。

現代の子供たちにとってゲームは欠かせない娯楽だが、保護者にとって気になるのは「どのくらいなら許容範囲なのか」という点だろう。これまで「やりすぎ」の基準は曖昧だったが、オーストラリアのカーティン大学らによる最新研究によれば、週に10時間を超えるゲーム時間が、健康に悪影響を与える可能性があるという。

研究チームは、オーストラリア国内の5大学に通う317人の学生を対象に、週あたりのゲーム時間と生活習慣について調査した。ゲーム時間を「5時間未満」「5~10時間」「10時間超」に分け、食事の内容や睡眠の質、体重と身長から算出される体格指数(BMI)を比較した。

その結果、週10時間を超えてゲームをする学生では、食事の質が低く、BMIが高い傾向が見られた。BMIが高い状態は、将来的な健康リスクと関係する指標とされている。また、睡眠の質も低下しており、夜遅くまでゲームをする習慣が影響している可能性があるという。一方、週10時間以内のグループでは、ゲームを全くしないグループと健康指標に有意な差は確認されなかった。

研究者は、「ゲーム自体が悪いわけではなく、長時間続けることで食生活や睡眠、適度な運動などの生活習慣が崩れる点が問題」と指摘する。この結果は因果関係を断定するものではないが、家庭でゲーム時間を考える際の一つの目安として参考になる知見と言える。

参照
Video gaming linked to unhealthy diet, poor sleep quality and lower physical activity levels in Australian University students – ScienceDirect
Study reveals how many hours of video games per week might be too many | EurekAlert!

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