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清水 亮 ryo_shimizu

新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。

オリンピック、AI、伴走、錯覚

北京オリンピックが始まって久しいが、スポーツ観戦をする習慣のない筆者はテレビをつけても退屈なのでYouTubeばかり見ている。 そんな折、今月2日、OpenAIは新たに「Solving (Some) Formal Mat […]

2022.02.09

従業員サクセスとパートナーサクセスがカスタマーサクセスを産む、三方美人の経営新時代

最近は、ニュースサイトを開くと連日のように、会社内での不当な扱いや飲食店で店主が従業員を暴行するなどといった言語道断なニュースが流れてきて憂鬱な気分になることが少なくない。 暴行は論外としても、飲食店ではどれだけ出された […]

2022.01.24

深層強化学習AI時代の”人間”の仕事

2022年は、AIはあまりニュースの話題にのぼらないだろうと思う。 なぜならば、もはやAIを用いることは当たり前になってきているからだ。 バズワードとしてのAIは2021年で終わった感がある。 一方で、AIの仕事は、うま […]

2022.01.21

2022年のAIトレンドを探る。果たして機械に物語は作れるか?

この業界では、「AIが人の仕事を奪うとすれば、最初に仕事を奪われるのはAI研究者だ」とよく言われる。 実際、AIの分野でブレイクスルーが起きるとそれまでの研究がほとんど無駄になったように思えることがよくある。昔なら、「無 […]

2022.01.06

ゴジラと凶悪アボカドモンスターカーを描かせてみて分かった「優等生AI」の限界と野生のAI

毎年、この時期になると、OpenAIがいつも革命の鐘を鳴らすのがAI業界の風物詩のようになってしまった。 OpenAIは常に自らが作り出すAIの暴力性について注意を払う。その傾向は年々強くなっていった。 それは逆に言えば […]

2021.12.23

XRシフトが開く世界 / XRmatsuriに行ってきた

FacebookがMeta社に社名変更するなど、メタヴァースの話題が持ちきりの今日この頃だが、メタヴァースに欠かせない技術が、VR(人工現実感)、AR(拡張現実感)といった現実感の合成技術である。最近ではこれを総称して「 […]

2021.12.04

美しい海の向こう側に見えた煙は

その日は長崎の民宿で目が覚めた。 さまざまな会社がテレワークに移行してからもう二年近くになる。 長崎の友人も例外に漏れず、テレワーク移行に伴って実家に戻ってきて、そのまま二年近くが経過していたという。 確かに彼女と会うの […]

2021.12.02

ヒューマン・イン・ザ・ループによる人間拡張

以前、本欄で「魂の継承」とAIの蒸留は似ているという話をした。 それからまだ一ヶ月も経っていないが、筆者の認識が少し進歩したのでもう一度その話について深堀してみることにする。 まず、AIの蒸留とは何かおさらいすると、下図 […]

2021.11.22

ヒトはなぜエンターテインメントを必要とするのか

ずっと疑問に思ってることがある。 なぜ人間はエンターテインメントを必要とするのだろう、ということだ。 娯楽がなくても生きていけるだろうか。 娯楽のない世界というものを想像してみる。 きっとそういう世界も世界のどこかにはあ […]

2021.11.18

メタヴァースの先にあるインターヴァース

今更メタヴァースが再燃している。 FacebookがMeta社になるとか、Microsoftがお仕事用メタヴァースを作るとか、GoogleやAppleもそのうち何らかの形でメタヴァース的なサムシングをやってこないとも限ら […]

2021.11.16

AIの蒸留と魂の継承について

「最近、魂について考えている」 そう言うと、大抵の人はギョッとする。 僕はAIの研究者で、開発者だと思われているから、魂なんていう、科学的にあるかどうかもわからないもの、存在するかどうかもわからないものについて語ることは […]

2021.11.15

チームラボの次回作のイメージをAIに描かせてみる

日本ディープラーニング協会が発行するG検定やE資格といったディープラーニング資格保持者のコミュニティにCDLEというものがある。 日本ディープラーニング協会がなかなか見どころがあると思うのは、単に業界団体として資格を発行 […]

2021.10.19