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  • WEIRDでいこう! もしくは、我々は生成的で開かれたウェブを取り戻せるか

    2024.01.18

    インターネット起業家にしてベテランブロガーのアニール・ダッシュの文章は、以前にも「ソーシャルネットワークの黄昏、Web 2.0の振り返り、そして壊れたテック/コンテンツ文化のサイクル」で取り上げたことがありますが、彼がCEOを務めていたGlitchは2022年にFastlyに買収されており、Fasltyのデベロッパーエクスペリエンス部門のVPが現在の彼の肩書のようです。

  • オープンソースの失われた10年と「オープンソースAI」の行方

    2023.12.13

    今年も残り少なくなり、2023年を振り返る記事が出始めてますが、来年を占うというのも年末にありがちだったりします。今年最後は、自分もそういうのをやろうかぼんやり考えていたのですが、先月におけるOpenAIのサム・アルトマンの電撃的解任から数日後の復活という劇的な展開などを目の当たりにすると、毒気が抜けるというか、一寸先のことすら何も分からんよ、という気分にもなります。

  • 「テクノ楽観主義者宣言」にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化

    2023.11.07

    前々回「先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち」、前回「テクノ楽観主義者からラッダイトまで」を書いた者として、今回はマーク・アンドリーセンの「テクノ楽観主義者宣言(The Techno-Optimist Manifesto)」(解説付き日本語訳)を取り上げるのが必然と思われます。まさに大富豪の白人男性の先鋭化とテクノ楽観主義者の現在を見るうえで必読と言える内容になっています。

  • テクノ楽観主義者からラッダイトまで

    2023.10.11

    イーロン・マスク、ピーター・ティール、マーク・アンドリーセンといった「シリコンバレーのテクノクラートたち」の思想を表現する「TESCREAL」という造語が紹介されているのが注意を引きました。

  • 先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち

    2023.09.11

    「テックブロ(tech bro)」という言葉があります。IT業界で働く男性を指しますが、ケンブリッジ英英辞典によると、社交性に欠けるのに自身の能力を過信する米国の若い男性という含意もあるようです。最近、この言葉が出てくる文章で気になったものがあります。

  • 黒電話と『1973年に生まれて』とらくらくホン

    2023.08.08

    前回帰省した際に、実家でこなすべきミッションが一つありました。誰も使用しなくなって久しい固定電話の解約です。以前、NTTに問い合わせたところ、黒電話を返却する必要があると言われ、実家にそれが残っていないか確かめる必要がありました。少し探してみましたが、黒電話は見つかりません。

  • 美しい友情の終わり

    2023.07.19

    先月、アメリカ合衆国政府による国際的な情報監視網を告発したエドワード・スノーデンの最初の暴露から10年経ち、我々は何を学んだかを問うRegisterの記事を読み、しばし物思いにふけってしまいました。

  • ウェブをますます暗い森にし、人間の能力を増強する新しい仲間としての生成AI

    2023.06.19

    自分の電子書籍に『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて』というタイトルをつけたワタシ的にも、オープンなウェブが生成AIに脅かされるという話は興味があるのですが、Oughtでプロダクトデザイナーを務めるマギー・アップルトンの「拡大する暗い森と生成AI」を思い出しました。

  • 人工知能規制、資本主義批判、民主主義再考

    2023.05.22

    米上院の公聴会に召喚されたOpenAIのサム・アルトマンCEOが、「AIに規制は必要」と発言したことが話題になりました。ディープラーニング分野に多大な貢献をしたAI研究の第一人者であるジェフリー・ヒントンが、Googleを退社して「AIは人類の脅威になる」と警鐘を鳴らすのと合わせ、今のAIを巡る報道には不安をかきたてる浮足立った空気があります。