WirelessWire News Philosophy of Safety and Security

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  • 他人事でないIoTのセキュリティ問題、そして追悼

    2016.05.25

    旧聞に属しますが、奈良先端科学技術大学院大学教授にして、内閣官房情報セキュリティ対策推進室の初代情報セキュリティ補佐官など要職を務められた山口英氏の逝去が伝えられました。その訃報に接し、昔のことを少し思い出してしまいました。

  • 仄暗いウェブの底から

    2016.04.25

    少し前に英ガーディアン紙がウェブ版の記事に寄せられた大量のコメントを解析した結果が話題になりました。その要旨を簡単に書いてしまえば、女性によって書かれた記事は、男性によって書かれた記事よりもクソリプがつきやすい、という仮説を裏付けるものだった、になるでしょうか。

  • メイカームーブメントの幼年期の終わりと失敗の語り方

    2016.03.23

    今年のはじめに偶然にも John Baichtal 編『物を作って生きるには ―23人のMaker Proが語る仕事と生活』と高須正和『メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。』という、いずれもメイカームーブメントを主題とする二冊の本を献本いただきました。今回はこの二冊について書きたいと思います。

  • 世界に売られた男

    2016.02.25

    Apple と連邦捜査局(FBI)との間の「iPhoneロック解除」問題の話題が続いています。一連のニュースを見ていて、この人ならどういう意見を述べただろうかと思う人がワタシにはいました。それは早熟の天才ハッカー、アーロン・スワーツです。

  • テクノロジースタートアップは経済的不平等に貢献しているか?

    2016.02.02

    シードアクセラレーター Y Combinator の共同創業者して知られるポール・グレアムですが、エッセイストとしても著名な彼の文章は時折論議を呼びます。今年に入って書かれた、ズバリ「経済的不平等(Economic Inequality)」と題されたエッセイもかなり論議を呼びました……というか、もう少し正確に書くなら、多くの批判を浴びました。

  • バズワードとその内実──2015年の振り返りと2016年の展望(後編)

    2016.01.05

    フレッド・ウィルソンの2015年回顧と2016年予測ですが、まず「2015年に起こったこと」というブログエントリの冒頭、2014年の回顧エントリにおける「インターネットのソーシャルメディア段階は終わった」という宣言を再び引き合いに出し、この1、2年のある時点で、消費者向けインターネット/ソーシャル/モバイルのゴールドラッシュは終わっていたと断じています。

  • バズワードとその内実──2015年の振り返りと2016年の展望(前編)

    2016.01.04

    1年前に「テック界隈の諸行無常──2014年の振り返りと2015年の予測」という文章を書いたのですが、そこで取り上げた著名投資家フレッド・ウィルソンが、この年末年始も2015年の振り返りと2016年の予測を行っていますので、新年を占う意味で今年も一発目はそれを取り上げたいと思います。

  • 我匿す、ゆえに我あり

    2015.12.09

    フランスの首都パリで発生した、120人を超える犠牲者を出した無差別テロからまもなく一月が経とうとしていますが、この事件の余波は未だ収まる気配がありません。この事件に関連した技術系のニュースで目をひくものに、事件の直後にフォーブスが報じた、パリで事件を起こしたテロ犯が Playstation 4 のゲーム内機能を通信手段に用いていたという記事がありました。

  • 反応が良い都市と市民のテクノロジー

    2015.11.16

    テック系ジャーナリストの大御所であるスティーブン・レヴィが Medium に昨年立ち上げた Backchannel は読み応えのある記事が多く、その長さから全部というわけにはいきませんが、できるだけ目を通すようにしています。Backchannel には、レヴィをはじめとして常連寄稿者が何人かいますが、その一人が、現ハーバード・ロー・スクール教授のスーザン・クロフォードです。

  • 「ロボット」という言葉はもはや無意味なのか?

    2015.10.20

    「自動的に一連の複雑な動作を実行できる機械、特にコンピュータによりプログラム可能なもの」というオックスフォード英語大辞典におけるシンプルな定義に従えば、フォルクスワーゲンの案件は両方とも技術的には「ロボットの問題」だと指摘するのが、ケヴィン・ルースの文章です。