北里柴三郎と森鴎外の対立は、データ対テキストの闘いだった 日本近代医学の礎を築いてきた北里柴三郎はコッホのもとで病原菌の研究をしていたが、同時期にベルリン留学中の軍医森林太郎(後の鷗外)との間で学術論争を繰り返していた。 […]
2026.05.27
地図は一度作って終わるわけではない 車で出かける際、カーナビはもはや欠かせない装置であるが、それを過信して痛い目にあったドライバーは私だけではないだろう。ここを右、という指示に従ったら道がなかったとか、ナビが示す道がやた […]
2026.05.26
彼の世と此の世とを繋いで 人並より少し長く生きてきた人間(令和八年の日本人男性の平均寿命は八十一歳強となっている、ちなみに女性は八十七歳強で、この数字は世界一とされています)が、その生涯のなかで死と遭遇した事例を、いくつ […]
2026.05.25
業務の境目をめぐる境界確定作業 つい先日まで、メディアでは21世紀の花形職業の一つとしてデータ・サイエンスの名が喧伝されていた。しかし最近、関係する記事を読むと、むしろその将来に暗雲が立ち込めているという不穏な予測がちら […]
2026.05.22
AI/6Gの時代は、単独の企業や研究分野だけで未来を作ることは難しい。KDDI総合研究所は今、通信の枠を超えたパートナリングを強化しようとしている。フィジカルAIや量子技術を支える研究だけでなく、人文系など異分野との連携も視野に入れる。KDDI総合研究所で代表取締役所長を務める小西 聡氏が語るのは、技術を囲い込むのではなく、多様な知見を掛け合わせながら未来を形にしていく新しい研究機関の姿だった。
2026.05.20
体調が悪いとき、「この症状なら病院に行くべきか、それとも自宅で様子を見るべきか」とAIに相談したことはないだろうか。近年、スマートフォンのアプリなどを通じて、対話型AIを健康相談に活用する人が増えている。 なぜAIは「と […]
2026.05.20
写真や映画などの複製技術は、知覚の変化をもたらす 広大な歴史の時間の内部で、人間集団の相対的な存在様式が変化するのにともなって、人間の知覚のあり方も変化してゆく。人間の知覚がどのように組織化されるか—すなわち、人間の知覚 […]
2026.05.19
めったにいない「安藤忠雄さんや隈研吾さんのような建築家」 建築界と縁のない方にはわからなくて当然だと思うが、ちょっとお聞きしてみたい。大学の建築学科を卒業した人はどんな仕事に就くでしょうかと。 先ず「安藤忠雄さんや隈研吾 […]
2026.05.18
同じ「コミュニティ」においても用語の意味や関心領域にはズレがある かつてSTSの国際会議で、がんの研究体制が近年組織化される過程を分析した発表を聞いたことがある。発表者は社会学者だが、医学者自身の分析の様子について「こん […]
2026.05.15
先日、2026年のピューリッツァー賞が発表され、ロイターが国内報道と専門報道の2部門で受賞しました。専門報道部門で受賞したのは、Metaが子どもを含むユーザーを有害なAIチャットボットや詐欺広告に故意に晒していたのを明ら […]
2026.05.13