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科学技術芸術と社会Social Implement of STEAM

どこへ行く、AIアート?

人は冗談や皮肉をどのように理解しているか 日々の会話の中で、我々はどうやって冗談や皮肉といった、少しひねった表現を理解するのだろうか。この問いに対して、斬新な答えを提供したのは、言語哲学者のグライス(P.Grice)であ […]

2025.11.18

「知性」は再び浮上するか

雑誌の入れ換えの無意味の時代 前回に続いて引き続き1994年に刊行された橋本治の『浮上せよと活字は言う』を読んでいく。この本は橋本治による書物論であり、出版論である。なかでも1970年代後半以後、決定的に大きな変貌を遂げ […]

2025.11.17

国民社会主義(ナチズム)は、共感と合意の運動である

はじめに「大衆」があった 1994年に私がジョージ・L・モッセの『大衆の国民化』という本を翻訳したとき、一番衝撃的だったのはタイトルの誤読かもしれない。なんと版元でも「大衆の国民化」ではなく「国民の大衆化」としばらく呼ば […]

2025.11.13

AIも“脳腐り”?ネットの「ジャンク」投稿が言語モデルの思考力を削る可能性

大量の「いいね」やシェアを稼ぐことが目的の質の低いコンテンツを学習データに使うと、AI言語モデルが思考プロセスを飛ばしたり、文脈理解が弱まったりする可能性がある―そんな研究結果が新たなプレプリント論文で示されている。 研 […]

2025.11.12

シリコンバレーの技術解決主義を斬る『フィンテック・ディストピア』

少し前にベンジャミン・ウォレス『サトシ・ナカモトはだれだ? 世界を変えたビットコイン発明者の正体に迫る』を読み終えたのですが、とても面白かったです。 翻訳を手がけたのが1973年組の星である小林啓倫氏なので、この本のこと […]

2025.11.11

KnowledgeSTATION 完全ローカルなエージェンティックAIアプライアンス

かねてから開発していた新製品のβ版が完成した。名付けて「KnowledgeSTATION(ナレッジステーション;以下ナレステと呼ぶ)」 ナレステはローカルLLMの発展と、半導体の革新的進歩によって生まれた完全ローカルなエ […]

2025.11.07

サイエンスコミュニケーションがうまくいかないときに考えてみてほしいこと

専門家と非専門がコミュニケーションをする場合でも、情報は一方通行ではない サイエンスコミュニケーションという分野がある。この場合のサイエンスは、広く科学技術、テクノロジーを含むことが多い。文字通りサイエンスを伝えることだ […]

2025.11.07

建築と都市の危うい基層。ものづくり人はどこへ行ったのか

ミース・ファン・デル・ローエの蔵書、それは秘密 モダニズム建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエ(1886−1969年)。建築界では世界中「ミース」で通じる。20世紀後半の世界の建築と都市は、多かれ少なかれミースの提唱・ […]

2025.11.05

知性の基盤、魂の出入り口である口腔。切って削って治すことが正解とは限らない

口から入ってくるものが知能の基盤を作る 人工知能の時代にあって、そもそも知能とは何かという問いが重要になる。最近の学説によれば、知能とは、単なる情報処理・演算装置ではなく、知能と身体性は切っても切り離せないという。AIに […]

2025.10.31

ノキアとNVIDIAが提携、AIネイティブネットワークと6G開発を加速

ノキアがAIを核にしたネットワークの変革に注力している。「ノキアは時代や業界、顧客の要望に基づき、ポートフォリオを柔軟に変更してきた。携帯電話、5Gが普及し、今度はAIが一般個人レベルでも普及し始めている。AIに対するネ […]

2025.10.30

コロナワクチンががん治療を後押し? mRNAワクチンが免疫療法の効果を高める可能性

新型コロナウイルスのmRNAワクチンが、感染症対策だけでなく、一部のがん治療にも良い影響を与えているかもしれない。米テキサス大MDアンダーソンがんセンターらの研究チームが発表した観察研究によると、ワクチンを接種したがん患 […]

2025.10.28

バイブコーディング向けiPadからのSSH環境

普段からセルラー仕様のiPadを持ち歩いている。そういう人は珍しいらしく、ガジェタッチというYouTube番組で「なんでiPad持ち歩いてんの?」というインタビューをされたくらいだ。 持ち歩く理由は、「光る本」としてどこ […]

2025.10.20