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物質知性と量子化学Schrödinger’s Wednesday

ICC x Media Art Chronology には現代へのヒントが詰まっている
研究開発のネタをアート/デザインの現場から探る(No.4)

今回は「ICC x Media Art Chronology」をもとに、ICCが企画した過去の展覧会やプロジェクトから、今に示唆を与えるテーマをピックアップしながらご紹介します。

2024.11.23

未来の可能性を広く取れ

研究開発には、線形(linear)な価値を進化させるタイプと、非線形(nonlinear)な探索を繰り返すタイプがあります。自然界に存在する物質や現象には、ハードウエアとソフトウエアの区別のない知性とも呼べる情報処理能力と計算可能性を秘めていることを感じながら、我々は未だにそこに踏み込む取っ掛かりの所で躊躇している感が否めません。

2024.11.13

拡張知能の可能性

今回「予測医学の基盤となる先駆的な物理学の理論」を開発しました。物理学とAI解析を組み合わせたハイブリッドAIの基盤です。

2024.11.13

良いタイヤの選び方

通信や電力、物流などの社会インフラ系サービスが報われにくいのは、途中(発電所や送電線、あるいは基地局など)でどんなに高度な技術を駆使していても、消費者はラストワンマイル(Last one mile:顧客と直接つながる区間)の品質だけで全てを判断してしまうことにあります。

2024.11.13

翻訳技法としてのアートを駆使し予想外の価値を獲得する

翻訳は「正しい意味に変換する作業」だと思われがちですが「言語体系を強制的に移行させることで新しい価値を創出する手段」が本意なのですね。

2024.11.13

新産業としての日本の半導体は新しい物質知性とともに再設計される

電子立国ニッポンを経験していない若いリサーチャ/エンジニアが、新材料、パッケージング技術、スピントロ二クスなどを駆使し、全く新しい時代の半導体の研究開発に着手しています。

2024.11.12

最先端テクノロジーの新しい見方にICCで出会う
研究開発のネタをアート/デザインの現場から探る(No.3)

東京オペラシティタワーにあるのが、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](以下、ICC)。ICCは、日本の電話事業100周年(1990年)の記念事業として1997年にオープンした、NTT東日本が運営する文化施設。

2024.11.12

「三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」で身体を通じて自分の常識に向き合う
研究開発のネタをアート/デザインの現場から探る(No.2)

東京・三鷹、JR中央線の武蔵境駅南口よりバスで約10分、国立天文台にほど近い住宅街で異彩を放つ集合住宅が、「三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」(以下、三鷹天命反転住宅)。

2024.11.12

「測る」とは何か? 測定することの喜びを改めて見直す

11月23日(勤労感謝の日)に開催される「物質知性と共に育むサステナビリティ価値創造」のセッション3では、“データ”そのものを導く過程に先立つプロセスとしての「観察/測定すること」の喜びを改めて見直してみたいと思います。

2024.11.08

材料に知性はあるか?

今、材料にも臨機応変さという知性を見いだし活用しようとする流れが生まれつつあります。同じ刺激を与えれば同じ反応を返す従来型のモノづくりに留まらず、同じ刺激でも状況に応じて異なる反応を返す材料開発・モノづくりの研究が進んでいるのです。さて、これを材料の知性と言い切っていいのでしょうか。

2024.11.07

科学とデザインの邂逅により芽生えつつある「未来のかけら」を観察してみよう
研究開発のネタをアート/デザインの現場から探る

今回、アート/デザインに触れるために訪れたのは、東京・六本木、東京ミッドタウンの一角にある、21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)。一枚の鉄板を折り曲げたような屋根の建物から、展覧会をはじめとしたデザインに関する情報発信を行っています。

2024.05.13

2/14(水)開催 シュレディンガーの水曜日
循環型社会を実現する新しいプラスチックの開発と社会実装

東京大学大学院新領域創成科学研究科の伊藤耕三教授、安藤翔太特任助教らによる研究グループは、「環境配慮型ポリロタキサン含有高機能ビトリマー樹脂」の開発に成功しました。

2024.02.03