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森林・林業のゲームチェンジで日本の経済安保と地域創生を促す―森林循環経済総論(1)

森林は、CO2を吸収・固定することで、地球温暖化防止に貢献する。その有効利用は、カーボン・ニュートラルの実現に向けて石油、石炭、天然ガスなどの化石資源が使えなくなる中で、化石資源ベースからバイオマス資源ベースの社会経済へ […]

2025.09.10

豪研究チーム、実社会に寄り添う「責任あるAI開発」を提案

AIの利便性が高まる一方で、「倫理的な問題はないか」、「地域や社会に本当に役立っているのか」といった疑問も広がりつつある。オーストラリアの研究チームが先ごろ、社会や倫理への配慮を伴った「責任ある実用志向のAI」を提案する […]

2025.09.10

日本の紅葉は、なぜ世界でいちばん美しいのか—日本の森林が支える循環社会(1)

日本の紅葉は、世界でいちばん美しい――そう言われることがあります。その理由は、目を奪うような色彩の豊かさにあります。赤、黄、橙、そしてまだ緑が残る葉もあり、山全体が織物のように染まっていく光景は、日本の秋ならではの風景で […]

2025.09.09

ものづくり人の世界こそが文化の基層である

高級なものだけが「文化」というのはおかしいやろ 年末年始の特番の中に、3大コンビニの加工食品を、「何年連続ミシュランいくつ星」というレベルの料理人や菓子職人が厳しく審査するというものがあった。コンビニ側は商品開発の責任者 […]

2025.09.09

光回路AI。消費電力ほぼゼロ、なのに画像生成できる「物体」が登場!いずれ電力ゼロのLLMも?

これまでもAIの「民主化」や「社会実装」の重要性について語ってきた。その観点から見ると、現在のGPUやTPUを多用するデジタル生成モデルによって年々増加する消費電力の懸念は、まさに喫緊の課題だ。 そんな中、まさにこれらの […]

2025.09.03

高度なモバイルネットワークがAI時代を支える国家基盤になる

※本稿は、エリクソン北東アジア地域総責任者兼上席副社長 シャフィック・ナシ―フ(Chafic Nassif)氏による寄稿です。 AIとクラウドコンピューティングの組み合わせは、医療、製造、金融、国防などを含むさまざまな産 […]

2025.09.03

レーザー不要の視力矯正、電気で角膜を“型どり”

米オクシデンタル・カレッジのマイケル・ヒル教授らの研究チームが、レーザーを使わない新しい視力矯正法を開発している。角膜を削る従来のレーシックに代わる可能性がある技術として、2025年8月に開催された米国化学会(ACS)の […]

2025.08.29

負の社会実験から学ぶ

実験の現実は失敗の連続であり、科学の根幹はその失敗から学ぶ組織的な能力である。もしマルクス主義が自分を「科学的」と称するなら、その高邁な理論を今さら連呼するのではなく、むしろその理論に基いた膨大な実践(失敗)の歴史から学ぶのが筋であろう。

2025.08.22

AIもメタクソ化の道を辿るのか、あるいは「普通の技術」に落ち着くか

AI Disclosures Projectは文字通り、AIに関する情報開示を求めるプロジェクトですが、なぜ情報開示が必要なのでしょうか?

2025.08.19

スーパー書評「教義の基本を為す聖典」
 『創世記』関根正雄訳 岩波文庫

世界宗教と言われるユダヤ教、イスラム教、キリスト教が支配する地域において、信じる、信じないに関わらず、文化的伝統として誰もが前提としているこの物語を知ることは、それらの地域に生まれた文化遺産を理解する上で、決定的に重要なポイントとなる。その点で、宗教を離れても、文化の基盤となるエピソードが、様々に散りばめられている本書に接しておくことは、無駄ではない。

2025.08.18

自らの感覚世界すらも、資本主義システムの下で成り立っている

ここで重要なのは、私たちの体験や世界を作り出しているようにみえる様々な人・モノ・技術などは対等に並んでいるわけではないということだ。人と人との関係、多くの人が無自覚のうちに社会に浸透するAIなど、そこにはアンバランスな力関係が見えないところに存在していることも多い。同時に、こうして作られる感覚体験や感覚世界、身体は、資本主義システムの下で成り立っており、AI技術の開発を含めて、それらが構築される過程は概して政治的であるということも忘れてはならないだろう。

2025.08.18

国際量子科学技術年記念「仁科芳雄博士を語る会」
理化学研究所・仁科芳雄博士の50のエピソードから「自由な楽園」を再構築

1923年)コペンハーゲンのボーア研究所で「量子力学」に出会うことで日本の現代物理学の基礎を築いた日本人が、後に理化学研究所第4代所長にしてサイクロトロン開発者となる仁科芳雄博士(1890~1951)です。

2025.08.15