去る1月15日から17日まで、東京ビックサイトにて「オートモーティブ ワールド」というイベントが開催された。自動運転やコネクテッド・カーなど、自動車業界の先端的なテーマに関わる技術を持った各社が集まったセミナー及び展示会である。

日本電業工作は携帯電話のエリア外の山間部などで水位監視を可能にする「Mu センサ 自然環境監視システム」（以下、Mu センサ）を開発したと発表した。従来システムではカバーできなかったエリアでも水位のワイヤレスセンシングが可能になり、自然災害発生時の対策に効果が期待できる。

経済産業省と国土交通省は、2015年2月に設置した「自動走行ビジネス検討会」の中間とりまとめ報告書を公表した。現状のままでは日本メーカー・サプライヤーの競争力は低下するとの懸念を示し、事態の打開のために「戦略的協調領域」 […]