反東京としての地方建築を歩く07「建築における沖縄らしさ」
沖縄の建築は、個性的な風土の影響を受けて、独特の表情をもつ。それゆえ、ポストモダンの時代には、象設計集団による傑作、名護市庁舎(1981年)[1] など、地域性の強いデザインが登場した。
2020.02.21
反東京としての地方建築を歩く06「独創的な現代建築が都市のイメージを変えた仙台」
仙台は空襲を受けたこともあり、あまり古い建築が残っていない。ケヤキ並木が続く、定禅寺通りなど、杜の都のイメージも戦後につくられた風景である。冬のケヤキがイルミネーションで彩られる光のページェントも、1985年に始まった。
2020.01.17
辺境の建築史01「プラハ、1740、1942(前篇)」
美術作品が展覧会のために世界を巡回したり、音楽が演奏会やCDで聴けるのとは違って、建築は向こうから近づいてくれることはないから、旅行に出かけることが多い。2年前にはトゥーゲンハット邸という20世紀の名住宅を見るため、チェコのブルノまで行った。
2020.01.15