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考えるメディア

生成AIは「作者」を殺すのか。そもそもテクストは、作者のものだとはいえないかもしれない

話し手が誰であっても、創作物の意味が変わらないのか 「だれが話そうとかまわないではないか」このところ毎日のように耳にする、ChatGPTをはじめとした生成AIの話を聞くと、誰かがこのように言っているのではないかという気に […]

2026.02.13

糸のように柔らかい半導体「ファイバーチップ」、復旦大が開発

中国・復旦大学の研究チームが先ごろ、糸のように細く柔軟な「ファイバーチップ」と呼ばれる半導体技術を開発した。英科学誌『Nature』に掲載されたこの技術は、将来のスマート衣類や高性能ブレイン・コンピュータ・インターフェー […]

2026.02.11

研究の効率を求めた瞬間に見失うものがある。哲学研究者による水俣病の運動史の紐解き方

公害により地域のコミュニティが引き裂かれた水俣 こんな質問を受けることがある。 「水俣でなにをしているんですか?」 水俣地域の研究を始めて8年になる。1956年に水俣病患者が公式確認されて以来、60年以上が経過した。水俣 […]

2026.02.10

ニュートンは「アイディアを盗んだ」と告発された

大量のコピペができるだけで名声を得られた時代 写本の歴史や抜き書きの伝統のことを述べたけれど、これまで見た範囲では、書き写しや抜き書きが悪いことだと非難する声は聞こえてこない。いや、むしろ学者や教師はコピー行為を推奨さえ […]

2026.02.06

ChatGPTは国の序列を強化する? オックスフォード大が「AIの偏見」を分析

オックスフォード大学などの研究チームは先ごろ、対話型AI「ChatGPT」が、特定の国や地域を一貫して高く評価し、逆に別の地域を低く評価する傾向があり、こうした偏りが国際的な格差を強めかねないとする研究結果を発表した。 […]

2026.02.04

運命の分かれ道――医療の現場では家族がいるかどうかで運命が異なる

家族からも自由になりつつある現代人。ただし弱ってくるとそうとも言っていられない 人類や社会の進歩とは何だろう。それは所与のもの、例えば人種、家柄や階級、家族、性別といった生まれた時点で決められているものから、自由になる過 […]

2026.02.02

ミニマリズムは所有の呪縛からの解放か?

所有とは、社会そして時代を映し出す鏡である 消費行動の中心が「モノの消費」から「コトの消費」へと移行しつつあると言われて久しい。車や時計、ブランド物のバッグなどモノを購入するよりも、例えば高級レストランでおいしい食事を楽 […]

2026.01.30

生成系AIの論点は「見かけ倒しの真理」にある

「真理がかくも真的ではないのはどうしてなのか、これが問題だ」 フーコー(M.Foucault)はその人生後半、いわゆる「性の歴史」に関する大きな研究計画の初期に、真理という言葉を前面に出した議論をしている。そのプロジェク […]

2026.01.28

週10時間を超えるゲームは要注意? 豪大学調査

現代の子供たちにとってゲームは欠かせない娯楽だが、保護者にとって気になるのは「どのくらいなら許容範囲なのか」という点だろう。これまで「やりすぎ」の基準は曖昧だったが、オーストラリアのカーティン大学らによる最新研究によれば […]

2026.01.21

将来への不安にまみれた若者こそ「もののけ姫」を観るべき。無力な主人公はどう生きたのか

希望の見えない世界に生まれてきてしまった子どもたち 1998年に製作・公開されたドキュメンタリー「『もののけ姫』はこうして生まれた。」は、2年間にわたり「もののけ姫」(1997年)の制作現場を記録している。6時間40分の […]

2026.01.20

読書法としての抜き書き

読書法としての抜き書き 西欧の大学生や教養人にとってコピペは、実用性の高い修練の方法であった。実験や観察によって、書物からではなく自然から知識を得る科学的方法が広く実践される産業革命の時代が到来するまでは、知識の獲得はも […]

2026.01.19

「市民」と「大衆」の分断を再統合するために

前回はロシアのウクライナ侵攻という衝撃的な事件を受けて、やや筆が乱れたかもしれない。目前の出来事にとらわれることなく、引き続き橋本治の『江戸にフランス革命を!』(青土社)を読み返していこう。 近代以後の日本人は「江戸」と […]

2026.01.13