中南米編(2)国際キャリア・テレフォニカの中南米戦略 2010.07.08 前回紹介したアメリカ・モビルは、携帯に集中したベンチャーであり、北米とのつながりが強い。これに対し、もう一方の中南米の雄であるテレフォニカは、欧州を本拠に世界に広がる国際キャリアであり、携帯・固定・国際回線などを総合的に展開する。両社は、いろいろな面で対照的である。
モバイルデータ通信端末満足度調査、2年連続 顧客満足度ナンバーワンはNTTドコモ 2010.06.30 日経BPコンサルティングは2010年5月25日に、第2回モバイルデータ通信端末満足度調査の結果を発表した。2010年3月に全国のモバイルデータ通信端末ユーザー1,600人に対し調査した結果、NTTドコモが、2年連続で総合満足度において1位を獲得し、14項目中5項目で顧客満足度が1位となった。
中南米編(1)中南米携帯業界の二大勢力 2010.06.24 多くの国が存在しながらも文化的にはきわめて同質性の高い中南米では、国をまたがった携帯キャリア持ち株グループが形成されている。二大勢力としてテレフォニカとアメリカ・モビルが挙げられる。後者のアメリカ・モビルは、カルロス・スリムという地元の大富豪を中心として勢力を伸ばした特殊な例である。
北米編(1)米国携帯市場とベライゾン・AT&Tの現状 2010.05.06 現在の米国携帯市場は、市場の大半を占める大手4社とその他の零細キャリアから成る。元々は地域別をベースに多数のキャリアが存在したが、買収統合を繰り返して今の形となっている。大手4社の中でもそれぞれ3割のシェアを占めるAT&Tとベライゾン・ワイヤレスは、固定電話も持つ総合キャリアであるが、採用している無線通信の方式や端末戦略などは大きく異なっている。
2010年2月末のインドの電話契約数は6億を突破、ワイアレスが94%を占める 2010.04.14 インドのTELECOM REGULATORY AUTHORITY OF INDIA(インド電気通信規制庁・以下TRAI)は2010年3月29日に2月28日時点の電話の契約数データを発表した。発表によると、2010年2月末のインドの電話の契約数は全体で6億69万件。