「Apple Watch」の初期生産台数は推定500〜600万台(WSJ報道)
2015.02.18
Updated by WirelessWire News編集部 on February 18, 2015, 18:15 pm JST
2015.02.18
Updated by WirelessWire News編集部 on February 18, 2015, 18:15 pm JST
アップル(Apple)が今年春に発売を予定するスマートウォッチ「Apple Watch」について、初期生産台数が500〜600万台程度になるのではとする話をWSJが米国時間17日に伝えている。
WSJによると、「Apple Watch」の生産を請け負うクアンタ・コンピューター(Quanta Computer、台湾OEMメーカー)の中国工場では今年初めから同製品の量産が始まっており、また合計500〜600万台のうち約半分が廉価版の「Apple Watch Sport」(349ドル〜)に、約三分の一が「Apple Watch」に、そして残りが最上位機種の「Apple Watch Edition」になる可能性が高いという。さらにゴールド(18金)ケースを採用する最上位機種の価格設定について、4000ドル以上になるとの予想も記されている。
WSJでは、「Apple Watch」の初期生産台数について、発売から6か月で750万台を売り上げた「iPad」にほぼ匹敵するとしつつ、Android Wear搭載スマートウォッチの販売台数が2014年下半期にあわせて約72万台と伸び悩んでいることにも触れている。
またWSJは別の記事で、アップルが「Apple Watch」の開発に際して当初は健康関連のさまざまなモニター機能を搭載したいと考えていたものの、技術的な課題を解決できず、結局大幅な機能縮小を余儀なくされたことなども伝えている。
【参照情報】
・Apple Orders More Than 5 Million Watches for Initial Run - WSJ
・Apple orders 5-6 million watches: WSJ - Reuters
・What Exactly Is an Apple Watch For? - WSJ
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら