【加藤兼司の私塾・渋沢以外の本当のイノベーターたち】第2回 福沢諭吉(慶應義塾大学創設者)の人材育成術 -新時代に必要な人材育成方法を福沢諭吉から学ぶ 2021年7月2日開催
2021.06.07
Updated by Kenji Kato on June 7, 2021, 14:32 pm JST
2021.06.07
Updated by Kenji Kato on June 7, 2021, 14:32 pm JST
「渋沢以外の本当のイノベーターたち」第2回は、福沢諭吉です。
高度に商業資本主義が発達した江戸時代から、第1次・第2次産業革命が一挙に押し寄せ、瞬く間に産業資本主義へと構造転換(トランスフォーム)を遂げた明治・大正・昭和前期の日本にあって、渋沢栄一は約500社の企業創設にかかわり、そのトランスフォームに貢献しました。
そして、産業資本主義の運営を担う新しい人材を育て上げたのが、慶應義塾を創設した福沢諭吉です。その人材群は福沢山脈とも呼ばれ、たとえばビジネス界では、三井銀行中興の祖、中上川彦次郎、三菱財閥の基礎を築いた荘田平五郎、渋沢が最初に設立した王子製紙の会長も務めた朝吹英二、阪急グループ創業者小林一三、温情経営で知られる鐘紡の武藤山治、三越の創業者日比翁助、電力の鬼と謳われた松永安左エ門等々、枚挙に暇がありません。
こうした産業資本主義の勃興期に人材を送り込んだ慶應義塾はどのようにして生まれたのか、なぜ福沢は人材育成に成功したのか、その教育の特徴は何かを探求したいと思います。
現代は産業資本主義からデータ資本主義(デジタル資本主義)への転換期、企業も人材も新しい時代に見合った姿が求められています。福沢と慶應義塾の軌跡を追うことは、新しい時代へのヒントとなることでしょう。
日 程:2021年7月2日(金曜)19:00〜(2時間程度を予定)
会 場:Zoomを利用したオンラインイベントです。渋谷キューズ(SHIBUYA QWS)からの中継になります。
参加料:¥1500(税込):チケットの購入期限は当日7月2日の17:00までとさせていただきます。
申込み:こちら(Peatix)よりお申し込みください。(申込みはをいただいた方には前日までに事前招待メールをお送りします。)
主 催:WirelessWireNews編集部(スタイル株式会社)+日立アカデミー+渋谷キューズ(SHIBUYA QWS)
〈講師プロフィール〉
加藤兼司
株式会社日立製作所 グローバル渉外統括本部 産業政策本部 担当部長。1990年日立製作所入社、情報事業部門にてSOHO向け事業、ネットビジネスなど新規事業立ち上げに従事。20代は仕事のかたわら、大前研一氏が主宰した平成維新の会事務局でボランティアスタッフとして活動。「大前研一の政策学校一新塾」設立に参画、企画委員を務める。1994年総務庁主催「国際青年育成交流」(現、内閣府主催 青年国際交流事業)団員に選抜され、英国に派遣されるなど社会活動に参画。2001年より国際事業戦略部門にて、中東・アフリカ、ロシアなどの新興市場開拓、欧州、北米等の事業開発、戦略策定に従事。2014年~16年海外M&Aなど投資案件に関する経営会議の諮問機関である投資委員会の事務局長役を務める。2014年~19年ダボス会議を主催するWorld Economic Forumとの渉外を担う。現在、技術論文誌「日立評論」にて連載コラム「Global Foresights」(https://www.hitachihyoron.com/jp/column/gf/index.html)を執筆中
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登録はこちら株式会社日立製作所 グローバル渉外統括本部 産業政策本部 担当部長。1990年日立製作所入社。仕事のかたわら「大前研一の政策学校一新塾」設立に参画。2001年より国際事業戦略部門にて新興市場開拓、欧米等の事業開発、戦略策定に従事。2014年〜16年投資委員会の事務局長役を務める。2014年〜19年ダボス会議を主催するWorld Economic Forumとの渉外を担う。現在、技術論文誌「日立評論」にて連載コラム「Global Foresights」を執筆中