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Androidを簡単に組み込み機器に搭載可能に、業界団体が開発環境を開発

2010.04.09

Updated by WirelessWire News編集部 on April 9, 2010, 11:30 am UTC

OESF Platform Builderの操作画面(PDF)
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Androidの組み込み機器への搭載を推進する業界団体のOpen Enbedded Software Foundation(OESF)は、4月7日に新しい開発環境を開発したことを発表した。名称は「OESF Platform Builder」(OPB)で、Androidを使ってさまざまな組み込み機器を統合的に開発できる。OPBはOESF会員向けに無償配布する。

OPBの特徴は、Androidの内部構造に関する詳しい知識がなくても、環境を構築できること。OPBはオープンソースのJava用統合開発環境として普及している「Eclipse」のプラグインとして提供される。Eclipse上に表示されるOPBのメニューで機能を選択すると、自動的にAndroidの内部コンポーネントを整理して再構成が行われる。これにより、Androidの内部構造を意識せずに開発が可能になる。

OPBはその中核に、組み込み向けに機能やアプリケーションを絞り込んだ、超軽量版のAndroidを採用した。「Light Weight Android」(LWA)と名付けられたもので、携帯電話向けのハイスペックな機能を削除して、プログラムサイズを半分以下に抑えた。

OESFは3月10日に、Androidをベースとした組み込みシステム向けのOSを一般に公開している。今回の開発環境の提供で、実際の開発に弾みがつきそうだ。

【報道発表資料】
組込みシステム向けAndroid開発環境を新規開発
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