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家庭の電力利用を最適化、通信・電力・メーカーら10社が仕組み作りのアライアンス

2011.07.12

Updated by Naohisa Iwamoto on July 12, 2011, 19:28 pm JST

KDDI、シャープなど10社は2011年7月12日、家庭でのエネルギー利用を管理する「HEMS」(Home Energy Managemant System)とスマート家電の普及促進に向けて、共同で検討するためのHEMSアライアンスを立ち上げたと発表した。電力の需給関係がひっ迫する中で、家電機器などの省エネルギー化を推進する。

HEMSシステム構成要素イメージ
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アライアンスは、KDDI、シャープ、ダイキン工業、東京電力、東芝、NEC、パナソニック、日立製作所、三菱自動車工業、三菱電機の10社が立ち上げた。今後、各メーカーが開発する高機能なスマート家電や電気自動車による電力消費状況を可視化したり、自動制御したりすることで、家庭全体の電力需給を最適化することが目的となる。情報を管理するホームコントローラーや実際に機器を制御するためのHEMSアプリケーションがスマート家電などと連携し、最適制御を行う。ホームコントローラーにはAndroidやWindows MobileなどのOSが想定されており、HAN(Home Area Network)を介してスマート家電などの機器と情報をやり取りする。

アライアンスでは、HEMSアプリケーションがスマート家電をどのように制御するかのあり方から、具体的なアプリケーションの開発や流通、機器の保守などに必要な仕組みまで、共通の課題となる部分を検討する。他社製のアプリケーションが制御できる範囲の検討や、自宅の正しい端末であることの認証の仕組みなども整え、安全な利用を目指す。

【報道発表資料】
HEMSアライアンスの立ち上げについて(KDDI)

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。