米アドビシステムズは現地時間6月22日、Adobe Flash Player 10.1を公開し、携帯電話メーカーに向けて配布を開始した。携帯電話向けに再設計したもので、デスクトップのパソコンとモバイルデバイスの間で完全に互換性がある。これにより、開発者は表現力豊かなコンテンツをパソコンユーザー向けだけでなく、携帯電話のユーザーにも提供できるようになる。

Flash Player 10.1はすでにAndroidマーケットのTop Freeにベータ版が公開されている。今後、まずAndroid 2.2（開発コードネーム：Froyo）が採用する見込み。その後、BlackBerryやWindows Phoneの新しいバージョン、LiMo、MeeGo、Symbian OSなどのプラットフォームにも対応する。タブレット型の端末やその他のプラットフォームに対しては数カ月のうちに対応する計画である。

【報道発表資料】
・Adobe Announces Availability of Flash Player 10.1 for Mobile