米グーグルは現地時間2010年6月28日、Webアプリ形式で提供するオフィスソフト「Google Docs」のビューワーが、iPhone/iPad、Android端末に対応したことを明らかにした。

これらの端末から「PDF」「.ppt」「.doc」「.docs」の各形式の文書を閲覧できるようになる。あらかじめアップロードした文書を、ファイルをダウンロードすることなくiPhoneやAndroid端末で閲覧できる。

利用の際は、Google Docsのサイトにアクセスし、適合するファイル形式の文書をクリックする。モバイル版のビューワーでは、ページの切り替えや、ページ内の移動、ズームなどが可能。iPhone/iPadならば、2本の指を広げたり閉じたりする「ピンチ」のアクションでズームイン/ズームアウトもできる。

Google Docsの文書をスマートフォンから閲覧できるようになることで、スマートフォンとパソコンとの間でのデータ共用がしやすくなる。iPhone/iPad、Android端末などを、ビジネスで活用できるモバイルツールとして使うための環境がまた1つ整ったと言える。

【報道発表資料】
・Google Docs Viewer on Mobile Browsers