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IBM、バーティエアテルからアフリカ16カ国でのアウトソース契約を受注

2010.09.21

Updated by WirelessWire News編集部 on September 21, 2010, 15:06 pm JST

IBMは、インドのバーティエアテル(Bharti Airtel:以下、バーティ)がアフリカの16カ国で運営する携帯電話ネットワークの構築・保守などに関する10年間の契約を受注したと、現地時間17日に発表した。

この契約で、バーティはIBMに、カスタマーサービスやハードウェアの提供から、料金請求、携帯電話通信量の管理、音楽や映像の配信などの新たなサービスまで、さまざまな業務をアウトソーシングすることになる。2004年からインドにおいて同様の契約を結んでいる両社の関係は、今回の契約でさらに深まることになるという。なお契約金額については明らかにされていないが、10年間で推定10億〜15億ドルに上るとの予想も出されている。

バーティとの契約はIBMのアフリカ戦略において重要な役割を担っている。同社はこの5年間にデータセンターの建設や現地オフィスの開設、テクノロジートレーニングプログラムの養成など合わせて約3億ドルをアフリカ市場に投資しており、同市場での事業拡大の機会を積極的に狙っている。

IBMでは、BRIC(ブラジル、ロシア、インド、中国)をはじめとする新興国市場からの売上比率を2015年までに全体の25%まで引き上げることを目標としている。そのために、同社はこれらの国々における基幹産業 - 通信、銀行、交通機関、医療、エネルギーなどの各分野での案件獲得を目指している。

バーティは今年に入り、アフリカ第2位の携帯通信事業者であるザイン・グループ(Zain Group)から16カ国のオペレーションを90億ドルで買収し、4500万人の契約者を獲得していた。バーティでは2012年までに、同地域での契約者数を1億人以上まで増やしたい考えだという。

【参照情報】
I.B.M.: Africa Is the Next Growth Frontier - New York Times - Bits
Bharti Airtel and IBM Strike Deal in Africa - Wall Street Journal
IBM Lands Major Outsourcing Deal - Light Reading Asia

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