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ベライゾン・ワイアレスも従量制料金プラン導入へ - LTE展開に合わせて

2010.09.24

Updated by WirelessWire News編集部 on September 24, 2010, 15:01 pm JST

米国最大の携帯通信事業者であるベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)が、年内に商用サービスの開始を予定するLTEの展開に合わせて、ユーザーのデータ通信量に応じた段階的な料金プランを今後4〜6ヶ月のうちに導入する予定だという。親会社ベライゾン・コミュニケーションズ(Verizon Communications)CEOのイヴァン・セイデンバーグ(Ivan Seidenberg)氏が、現地時間24日にニューヨークで開かれた投資家向け会議のなかで明らかにした。

ベライゾン・ワイアレスと競合するAT&Tは6月に、3Gネットワークのユーザーに対して従量制課金による料金プランを導入している。同社の料金プランは月額15ドルで200MBまでと同25ドルで2GBまでという2段階の価格設定になっているが、セイデンバーグCEOはベライゾン・ワイアレスが検討中の料金プランについて、「AT&Tのプランを単純に模倣したものにはならない」とした。なお、現在ベライゾン・ワイアレスではデータ使用量に関係なく月額29.99ドルという設定の料金プランを提供している。

スマートフォンやiPadのようなタブレット型携帯端末の普及により、携帯通信網を通じてやりとりされるデータ量が急増するなか、携帯通信事業者各社は料金体系の見直しを迫られている。データ増加に対応するためのネットワークインフラ増強にかかる投資負担が増す一方、データ通信量無制限の定額制プランでは通信事業者の収入は契約者の増加を通じてしか伸びないからだ。

なお、かねてから噂の出ているベライゾン・ワイアレスでのiPhoneの取り扱いについて、セイデンバーグCEOはコメントを差し控えたものの、LTEへの移行が進むなかでより多くの端末メーカーがベライゾン・ワイアレスに製品を供給することになろうとの見通しを述べた。

【参照情報】
Verizon Wireless Readies Tiered Data Pricing - Wall Street Journal
Verizon to Move to Tiered Prices in 6 Months, CEO Says - Bloomberg

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