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仏ビベンディ傘下のSFRに2社から買収の申し出 - 買収金額200億ドルに達する可能性も

2014.03.06

Updated by WirelessWire News編集部 on March 6, 2014, 11:28 am JST

仏メディア・通信企業のビベンディ(Vivendi)は欧州時間5日、同社が売却を検討している傘下の仏携帯通信事業者SFRについて、競合するブイグテレコム(Bouygues SA)ならびにアルティス(Altice SA)の2社から買収の申し出があったことを明らかにした。

Bloombergによれば、ビベンディは両社からの買収オファーについて金額など具体的な事柄を明かしていないものの、アルティスは推定200億ドルの評価額をSFRについているとという。

フランスの携帯通信市場では、市場シェアで首位のオレンジ(Orange、フランステレコム傘下)、2位のSFR、3位のブイグテレコム、4位のイリアド(Iliad)の4社が競合している。このため、ブイグテレコムによるSFR買収計画が発表された場合、独禁法違反にあたらないかどうかなどに規制当局の関心が集まる可能性がある。なお、ブイグテレコムはSFR買収を通じて100億ユーロ(137億ドル)のシナジー効果があると見込んでいるという。いっぽう、アルティスによる買収の場合、アルティス傘下のケーブル事業者であるニュメリケーブル(Numericable)とSFRの地上・無線ネットワークでの重複が少ないこともあり、独禁法違反にあたる可能性は低いという。

ビヴェンディは2011年4月に英ボーダフォン(Vodafone)からSFRの株式44%を取得し、完全子会社化していたが、その後、傘下のカナル+(Canal+)やユニバーサル・ミュージック(Universal Music Group)などのメディア関連事業にフォーカスする方向に転じており、SFRの売却を検討していた。

【参照情報】
Vivendi Receives Bids for SFR Carrier From Bouygues, Altice - Bloomberg
Bouygues sees $13.7 billion synergies from SFR deal: Le Figaro - Reuters

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