PFUは2010年10月12日、社内ネットワークに接続したIT機器を管理する小型アプライアンスを同日から販売すると発表した。「iNetSec Smart Finder」と名付けた製品で、パソコンやプリンタ、スマートフォンなどの携帯端末のほか、ネットワークに接続したすべてのIT機器と稼働状況を一元で管理できる。

▼運用イメージ

iNetSec Smart Finderは、管理対象となる機器に専用のソフトウエアをインストールする必要がないため、プリンタやスマートフォンなどの非パソコン機器でも管理対象にできる。PFUが開発したIT機器の自動識別機能により、ネットワーク上で検知したIT機器をパソコン、プリンタ、ネットワーク機器、携帯端末などの種類に識別する。このアプライアンスを導入することで、登録されていないパソコンや携帯端末を検知し、社内ネットワークの利用を遮断することができる。また、遮断されたパソコンや携帯端末からネットワークの利用申請をすることも可能。

商品は、管理用ソフトウエア「iNetSec Smart Finder V1.0マネージャー」と小型アプライアンス「iNetSec Smart Finder V1.0センサー」、さらにサポートサービスによって構成される。管理用ソフトウエアは税別で28万円から、小型アプライアンスは、1年間の無償サポート付きで税別18万円から。出荷は11月12日を予定している。

【報道発表資料】
・IT機器管理アプライアンス「iNetSec Smart Finder」を販売開始