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法人向けのビジネスmoperaシリーズに、「Xi」対応のサービスを提供

2010.11.10

Updated by WirelessWire News編集部 on November 10, 2010, 10:10 am JST

NTTドコモは2010年11月9日、法人向けの接続サービス「ビジネスmopera」シリーズに、LTEサービスの「Xi」(クロッシィ)に対応したプランなどを追加すると発表した。1つは、閉域直収接続サービス「ビジネスmoperaアクセスプレミアム」に、Xi対応のサービスの「Xiタイプ」を提供すること。もう1つは、リモートアクセスサービス「ビジネスmoperaアクセスプロ」に、Xi対応の接続メニューを追加することである。

ビジネスmoperaアクセスプレミアム Xiタイプでは、高速・低遅延のXiサービスを使って、広帯域な閉域接続が可能になる。広帯域の接続メニューではFOMAよりも割安になるため、デジタルサイネージのような映像を使ったソリューションにワイヤレスのデータ通信を適用できるようになる。月額利用料金は、ISDN/専用線の64kbps帯域の場合で7350円から、広域イーサネット接続で1Mbps帯域の場合は6万3000円からなどとなっている。アクセスポイントは当初は、関東では代々木、中野、横浜、東海では名古屋、関西では大坂、大阪南港に設置する。Xiのサービスエリアに応じて、アクセスポイントも拡大する計画だ。対象となるXi端末は「L-02C」で、12月24日に提供開始の予定だ。

リモートアクセスサービスを提供するビジネスmoperaアクセスプロは、料金プランを3種類に絞った分かりやすいメニューを12月15日から提供する。その上で、12月24日からはXiに対応した接続メニューの提供を開始。高速・大容量・低遅延のリモートアクセスを実現できるとしている。新料金プランでは10のIDを含んだ月額料金が、「ドコモ認証プラン」で9800円、「ドコモワンタイム認証プラン」で1万1800円、「企業認証プラン」で4万6200円。Xi接続メニューの利用料金は新規申込の場合、事務契約手数料が2100円、工事費用が9万9750円。対応端末は同じくL-02Cとなる。

【報道発表資料】
「ビジネスmoperaアクセスプレミアム Xiタイプ」を提供開始
「ビジネスmoperaアクセスプロ」の新料金プランを提供開始

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