▼「モバイルギフトカード」使用画面イメージ

ソフトバンクグループのソフトバンクギフトと、バリューデザインは共同で、携帯電話をギフトカードとして使える「モバイルギフトカード」の導入支援を提供することを2010年12月20日に発表した。携帯電話のディスプレイに金額情報（バリュー情報）をバーコードとして表示することで、携帯電話を読み取り端末にかざすだけで決済が可能になる。

モバイルギフトカードは、3G携帯電話やiPhoneで利用する決済サービス。バリュー情報はクラウド上に登録し、端末のディスプレイにバリュー情報をバーコードで表示するしくみで、インターネット接続が可能な携帯電話ならば事業者や機種を問わずに利用できる。

ソフトバンクギフトとバリューデザインは、モバイルギフトカードを店頭で使えるようにする独自の電子マネー発行システムを12月20日から提供する。「モバイルギフトカードASPサービス」の名称で、企業によるギフトカードの導入支援を行う。データ読み取りの専用端末や、残高情報管理、マーケティングから顧客対応といったサービスを、導入企業に向けて提供する。導入企業には、前受金によるキャッシュフローの良化や、従来のギフトカードを電子化することによる製造・流通コストの減少がメリットとして考えられる。

▼「モバイルギフトカードASPサービス」概要

【報道発表資料】
・携帯電話を利用した日本初のクラウド型ギフトカードサービス、「モバイルギフトカード」の導入支援を開始