従来、コスト削減と新規事業に関連づけて語られることが多かったモバイルクラウドの文脈が、東日本大震災を境に変化しつつある。スマートフォン・タブレットとLTEで、「いつでもどこでもリソースにアクセスできるモバイルクラウド」がどのようなメリットをもたらすのか、またデバイスコンピューティングの概念をどう変えるのかを考える。
スマートフォンとLTEが牽引するモバイルクラウドの未来
デロイト トーマツ コンサルティング
テクノロジー・メディア・テレコミュニケーションズインダストリーグループ パートナー 八子 知礼 氏
【講演者プロフィール】
松下電工株式会社(現パナソニック電工株式会社)、外資系コンサルティング会社等を経て現在に至る。通信、ハイテク、メディア業界において、新規事業戦略立案、CRM/顧客戦略、マーケティング戦略、バリューチェーン再編を中心としたプロジェクトを多数手掛けている。
日経BP社のWebサイトITproに「八子・モバイルクラウド研究所」連載、週間BCNに隔月で「視点」連載中。著書に「図解クラウド早わかり」、共著書「図解 ロジスティクスマネジメント」があるほか、日経コンピュータ、日経コミュニケーションなどに寄稿、講演多数。新世代M2Mコンソーシアム理事、CUPA(クラウド利用促進機構)アドバイザーを務める。
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登録はこちらWirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。