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アップルが国内携帯市場で初の3位に、Android端末はiPhoneの3倍に--IDC調査

2011.06.09

Updated by Naohisa Iwamoto on June 9, 2011, 18:07 pm JST

IDC Japanは2011年6月9日、2011年第1四半期(2011年1月~3月)の国内携帯電話市場の出荷台数の調査結果を発表した。これによると、Android端末の出荷台数はiPhoneの約3倍にも上る290万台に達したことがわかった。メーカー別シェアでは、アップルが第3位に躍進したことがトピックである。

2011年第1四半期 国内携帯電話出荷台数ベンダー別シェア
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調査結果では、2011年第1四半期の携帯電話出荷台数は866万台だった。前年同期比1.6%の増加で、6四半期連続のプラス成長となった。3月11日の東日本大震災の影響はあったものの、都市部を中心としたスマートフォン需要が強く前期に引き続き好調な結果となったとIDC Japanでは分析している。

スマートフォンの出荷は好調で、この四半期のスマートフォン出荷台数比率は44.9%に達した。その中でもAndroidをOSとしたスマートフォンは約290万台と大きな出荷を記録し、先行していたiPhoneの出荷数の約3倍の規模に達したという。

メーカー別の出荷数では、1位がスマートフォン市場での各キャリアーに対して積極的な商品展開を行っているシャープ。シェアは23.0%だった。2位には富士通・東芝が21.5%のシェアで1位のシャープに肉薄するところまで迫った。3位はアップルでシェアは11.4%。単一の製品で、納入キャリアーもソフトバンクモバイル1社だけという限られた商品提供形態ながら、トップ3に名を連ねることになった。

IDC Japanでは今後の見通しについて、第2四半期は東日本大震災の影響などから出荷台数が大幅に落ち込む可能性があるが、第3四半期には堅調なスマートフォン需要の底支えにより再びプラス成長に回復すると予測している。

【報道発表資料】
2011年第1四半期 国内携帯電話市場規模を発表

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。