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11月の契約数はドコモが4万超の純減、iPhone 5の影響が直撃

2012.12.07

Updated by Naohisa Iwamoto on December 7, 2012, 18:55 pm JST

電気通信事業者協会(TCA)は2012年12月7日、2012年11月末時点の事業者別契約数を公表した。NTTドコモが過去最大の純減となり、iPhone 5効果で堅調な純増を得ているソフトバンクモバイルおよびKDDIと明暗がわかれた。

携帯電話の総契約数は1億2837万8200件で、前月比0.4%の増加。純増数は3社の合計で48万9900だった。そのうち、ソフトバンクモバイルは30万1900件の純増で2カ月ぶりに30万の大台を取り戻した。KDDIも22万8800件の純増で、3カ月連続で22万件を超える安定した数値を残している。いずれも9月にiPhone 5を発売しており、その後の好調ぶりが伺える。一方でiPhoneをラインアップに持たないNTTドコモは、10月末時点で7200件の純増と薄氷を踏む数値だったが、11月末にはついに4万800件の純減となった。NTTドコモが純減になるのは2007年8月以来で、純減の数値としては最悪となった。

NTTドコモの加藤薫社長は2012年10月の新製品発表会の記者会見で「iPhone 5は非常に魅力的な端末。ただし、(NTTドコモと)アップルとは考え方が違う。どう折り合いをつけられるのか検討はしており、金輪際売らないというわけではない」とコメントしている。スピード&チャレンジを経営のキーワードに掲げる加藤社長の今後の舵取りに注目したい。

LTEサービスでは、NTTドコモだけが単独の数値を公表しており、11月は67万8000件の純増、累計を739万4200件に伸ばした。

PHSは累計が490万1800件、ウィルコムの純増数は4万4100件と4万件前後で安定した伸びを見せている。ブロードバンドワイヤレスアクセス(BWA)は累計が437万8900件。WiMAXのUQコミュニケーションズは10万4200件の純増で累計が385万1500件、AXGP方式のWireless City Planning(WCP)は8万1000件の純増で、累計が52万7400件となった。

【報道発表資料】
2012年11月末現在 事業者別契約数

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。