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「2015には世界トップ3に」 - ファーウェイ、Androidスマートフォン「Vision」とクラウドサービス発表

2011.08.05

Updated by WirelessWire News編集部 on August 5, 2011, 09:13 am UTC

携帯通信機器メーカー大手のファーウェイ(Huawei Technologies)が中国時間3日、北京で行った新製品・サービス発表のなかで、「2015年までに携帯端末の世界市場でトップ3入りを目指す」という野心的な目標を明らかにした。また、同社はこの取り組みの一環となるAndroid OS搭載スマートフォン「Vision」や、これと連携するクラウドサービスも披露した。

このうち「Vision」は、Android OS (ver. 2.3「Gingerbread」)で動作し、クアルコム(Qualcomm)の1 GHz版「Snapdragon」プロセッサ、3.7インチのタッチスクリーンや720p動画も撮影可能な5メガピクセルのカメラを搭載、Wi-Fi接続にも対応。また同社が発表した「Cloud+」プラットフォームと連動し、ユーザーがオンライン上に保存した音楽や動画、写真、電子メールなどを利用できるようになる。

ファーウェイではVisionを一部の市場で9月から発売し、今年中に100万台以上の販売を見込んでいる。具体的な価格は明らかにされていないが、同社幹部によれば2000元(305ドル=約2万4000円)以上にはなるという。なお中国での「iPhone 4」の価格は4999元($762=約6万1500円)。

ファーウェイはこの日の発表のなかで、2015年に携帯端末市場で世界のトップ3入りを目指すとする目標を明らかにした。

2008年に携帯端末の販売台数で世界のトップ10入りした同社では、2011年第1四半期の売上台数が約700万台となっており、携帯電話機とスマートフォンをあわせて1億台以上を販売したノキア(Nokia)やスマートフォンだけで2000万台前後を販売するサムスン(Samsung)やアップル(Apple)などとの開きは大きいものの、同期の端末出荷台数(USBモデム等を含む)は携帯電話機を中心に前年同期比で40%近く増加して、約7200万台になったという。また同社は先月、今年のスマートフォン出荷目標台数をそれまでの1200万台〜1500万台から2000万台に引き上げていた。

同社幹部によれば、2011年上半期の携帯端末部門の売上は前年同期比64%増の約42億ドルになったという。なお、昨年の同社全体の売上は280億ドル(前年比24%増)だった。

ファーウェイでは今年に入り、今後10年以内に全体の売上を1000億ドルまで引き上げるという目標を打ち出しており、その成長の柱のひとつとしてスマートフォンやタブレット端末などの端末事業に期待をかけている。

【参照情報】
Huawei steps up consumer sales drive - FT.com
Huawei bets on the cloud, mobile phone sales soar - Reuters
ファーウェイ、Android 3.2搭載タブレット「MediaPad」を発表 - コンシューマー向け事業拡大を視野に
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