パナソニック、グローバル市場向けELUGA、5インチ液晶モデルも参考出展
2012.03.01
Updated by Naohisa Iwamoto on March 1, 2012, 06:30 am JST
2012.03.01
Updated by Naohisa Iwamoto on March 1, 2012, 06:30 am JST
「MWC 2012」で、パナソニックは中庭に独立した建物でブースを設け、スマートフォンのグローバル進出をアピールしている。グローバルモデルの「ELUGA」の1号機を出展するほか、プロトタイプとして2号機となる「ELUGA power」も展示している。
▼ELUGAのデザインを示すデモ。左2つがELUGA、右がELUGA power
ELUGAはヨーロッパ市場に4月に投入するパナソニックのスマートフォン。防水・防塵で7.8mmと薄型のボディーを採用する。ラウンドした背面はすっきりとした面で構成されていて、説明員によるとヨーロッパ市場を意識したシンプルなデザインを採り入れたという。防水・防塵、薄型のスペックに加えて、デザイン面でも欧米の来場者に存在をアピールしているように感じられた。
▼第2号機となる「ELUGA power」は5インチ液晶へと大型化
パナソニックブースには、1号機に続いて、2号機となる「ELUGA power」も参考出展されていた。こちらは2012年7月の市場投入を目指すモデルで、ELUGAのハイパワー版といった位置付けだ。液晶は4.3インチから5インチへ、CPUは1GHzのデュアルコアから1.5GHzのデュアルコアへとそれぞれスペックが向上する。さらにバッテリー容量も1140mAhから1800mAhへと増加させる計画で、ハイスペックを電源から支える。
▼中庭に建つパナソニックブース
日本国内向けのスマートフォンも展示してあり、食い入るように見る欧米の来場者も後を絶たない。ELUGAの第一歩となるMWC出展は、幸先よいスタートになっているようだ。
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登録はこちら日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。