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モバイルがテレビをかわして日本で第1のメディアに--インモビ調査

2012.04.12

Updated by Naohisa Iwamoto on April 12, 2012, 19:14 pm UTC

インモビジャパンは2012年4月12日、日本市場におけるメディア利用の調査結果を発表した。その結果、日本ではモバイルがテレビ視聴をわずかな差ながら上回り"第1のメディア"になったことがわかった。

調査は2012年第1四半期(1月~3月)に、日本のモバイルWebユーザーを対象として実施したもの。有効回答は1008だった。調査結果では、日本のモバイルWebユーザーは、1日に平均5.2時間をメディアとの接触に使っている。そのうち、約30.9%にあたる97分がモバイルの利用。テレビの視聴時間は約30.6%にあたる96分で、僅差ながらもモバイルが最も接触時間の長いメディアになった。パソコンの利用は77分(約24.5%)で、モバイルと合計すると1日に2.9時間の利用になった。

モバイルを利用シーンで別に見ると「ゲーム」が20%と最多の時間を費やしていた。それ以外の用途では、「ソーシャルメディア」と「Eメール」が19%、音楽鑑賞などの「エンターテインメント」が18%、「情報収集・検索」が14%だった。また、36%はテレビを見ながらモバイルを利用している。

インモビが実施しているグローバルの調査(2011年第4四半期)との比較では、グローバルではモバイル利用は約27%でパソコンに次ぐ第2のメディアなのに対して、日本ではモバイルが第1のメディアになっていることが最大の差異。日本が世界をリードするモバイル利用先進国であることが明らかになった。また、テレビを見ながらモバイルを利用するユーザーはグローバルでは39%で、日本の36%より若干多かった。内外で、"ながら"利用が一定の割合で存在し、既存メディアとの相乗効果を狙う新しいメディアの活用法に期待が持てる。

【報道発表資料】
インモビ ジャパン、日本市場におけるメディア利用調査を発表

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。