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AT&T、スマートホーム分野に参入 - 今年夏にトライアル実施

2012.05.08

Updated by WirelessWire News編集部 on May 8, 2012, 11:33 am UTC

米AT&Tが7日(米国時間)、ニューオーリンズで開催中の「CTIA 2012」で、「Digital Life」というホームセキュリティ/ホームオートメーション関連の新サービスを発表。今年夏にダラスとアトランタの2カ所でトライアルを実施するという。

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[GigaOM]

2月のMobile World Congress(MWC)で概要を披露していた「Digital Life」では、家庭内に設置したホームベース・ユニット(コントローラー)を固定ブロードバンド回線もしくは携帯通信網経由でAT&Tの監視センターと接続、また家庭内ではWi-Fi、Z-Waveなどの通信方式でコントローラーと監視カメラや各種センサー、サーモスタットなどをつなぎ、さまざまなサービスを提供するという。

同サービスの加入者は、外出先からスマートフォンやタブレット、パソコン(ウェブブラウザ)をつかってシステムを操作可能になる。

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[AllThingsD]

今回発表されたサービスのメニューは7種類で、具体的には監視カメラ、窓用/ドア用センサー、煙探知・ガラス破壊探知装置、遠隔ドアロック・コントローラ、遠隔サーモスタット制御、湿気探知センサー、遠隔家電コントローラ、となっている。

これにより、たとえば入り口のドアの鍵が解除されると、サーモスタットのスイッチがオンになったりブラインドが自動的に開く、あるいはキッチンのオーブンに取り付けた警報用センサーが動作すると、加入者にショートメッセージが送信される(メッセージ内にはキッチンに設置された監視カメラからの動画へのリンクが含まれる)などのサービスが実現されるという。

AT&Tでは今年夏に同社のブロードバンド接続サービス「U-Verse」加入者を対象としたトライアルを実施する予定(料金については未発表)。今後については、どのISP加入者にもこのサービスを提供する計画で、また海外の通信事業者にも同サービスのライセンス提供をしていく考えだという。

FTによると、米ホームオートメーション分野の市場規模は2010年に約32億ドルで、これが2011年から2016年にかけて年率10%程度のペースで成長していく見通し。またBloombergによると、米ホームセキュリティ市場最大手のADTーータイコ・インターナショナル(Tyco International)子会社の昨年度の売上は86億3000万ドルだったという。

ADTでは月額50ドルの「Pulse」というサービス(機器設置料が別途200ドル)を提供。またすでに同様のサービスを展開し始めているベライゾン(Verizon)では月額10ドル(監視・制御用ハードウェアが220ドルが別途かかる)のサービスを提供。さらにケーブルテレビ大手のコムキャスト(Comcast)やタイムワーナー・ケーブル(Time Warner Cable)などでも同様のサービスを提供しているという。

AT&Tではさらなる成長を目指して事業ポートフォリオの組み替えを進めており、先月には電話帳サービス「イエローページ」について株式の過半数売却を発表していた。

【参照情報】
AT&T Expands in Home Security to Seek Gains Beyond Phones - Bloomberg
AT&T enters home automation market - FT
AT&T Aims to Break Into the Home-Security Business - AllThingsD
AT&T launching smart home pilot in Atlanta and Dallas - GigaOM
Would you please tell your Internet of things to shut up - GigaOM
AT&T、イエローページ部門を切り離し - PEファンドの米サーベラスが大株主に

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