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グーグルCEO、フェイスブックの「ユーザー情報囲い込み」を批判

2012.05.23

Updated by WirelessWire News編集部 on May 23, 2012, 09:24 am UTC

グーグル(Google)のラリー・ペイジ(Larry Page)CEOは現地時間21日夜に米国の有名なテレビ番組に出演し、18日に株式公開を果たしたフェイスブック(Facebook)を含む様々な話題について自らの考えを示した。


[10秒あたりから音声が出ます(編集担当)]

このインタビューのなかでペイジCEOは、フェイスブックが検索の分野でもグーグルの競合として頭角を現しつつあることについて、「真剣にとらえている」とコメント。また情報の扱いに関して同CEOは、「フェイスブックは、情報を囲い込んでいる」として同社を批判し、インターネット上のコンテンツはよりオープンになるべきとの考えを示した。

とりわけ同CEOは、両社のサービスのいずれにも登録しているユーザーの連絡先・友人情報について、両社間の連携を強化し、一方のサービスのみで登録している友人リストをもう一方でも取り込めるようにしたいとの考えを示した。

同CEOは、「ユーザーの立場に立つと、新しくフェイスブックを使い始めた人は、友人リストが欲しいと思うはず。グーグル側は、グーグルサービスに登録している連絡先リストからコピーすればよいというスタンスをとっているが、フェイスブックはその逆を許していない。」と話し、フェイスブックが友人情報の共有に応じるまではグーグル側でもデータ共有に応じられないとしている。

フェイスブックが首をたてに振らない理由として、同CEOは、「プライバシーの問題が理由だというが、ヤフー(Yahoo)との間ではデータの共有を行っているので、別の理由だと思う」と話している。

ネットユーザーの利用時間などでフェイスブックの潜在的脅威に直面するグーグルでは、これに対抗するため昨年「Google+」を投入。しかし鳴り物入りでスタートした同サービスにはいまだに「閑古鳥が鳴いている」といった分析レポートも出され続けている。

そうした流れを受けての今回のページCEOのコメントが今後の両社の関係にどのような影響を及ぼすか、またモバイル・アプリのユーザーデータ取得に関連して、プライバシーの問題が米連邦議会などであらためて浮上するなかで、両社の動きがこの問題にどう作用するのかなどの点に今後さらに注目が集まる可能性がある。

【参照情報】
Larry Page, Founder & CEO, Google
- Charlie Rose
Larry Page on Charlie Rose: "We're still waiting" for Facebook to unlock user data - Venture Beat
Google CEO Larry Page: Facebook is holding user data 'hostage' [Video] - 9to5 Google
Google CEO: Facebook a possible search engine rival - CBS News
Exclusive: New Google+ Study Reveals Minimal Social Activity, Weak User Engagement - Fast Company
フェイスブックが株式公開 - NASDAQでシステム障害、プライバシー侵害の集団訴訟も
グーグル、「Google+」のiPhoneアプリ改良版をリリース

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