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ソフトバンク、4G/LTEスマホ向け追加施策を発表(追記あり)

2012.09.19

Updated by Asako Itagaki on September 19, 2012, 16:55 pm JST

9月19日、ソフトバンクモバイルは記者会見を開催し、4G/LTE 対応スマートフォン向けの新たな施策を発表した。

iPhone 5の料金プラン発表時に大きな話題となった「テザリング」については、来年1月15日からのサービス開始を発表。ソフトバンクどうしの24時間通話定額オプション、スマホBB割など、auが9月14日に発表した施策と同等の施策が用意されている。

さらに、ソフトバンクモバイル独自の家族割引キャンペーンとスマホ下取りを組み合わせることで、「auよりもiPhone 5を安く提供できる」(ソフトバンクモバイル 孫正義社長)とした

なお、各施策の概要は以下の通り。「4G/LTE対応スマートフォン向け」の施策であり、iPHone 5だけでなく今後発売される他の4G/LTE対応スマートフォンにも適用される。

〇テザリングオプション ※提供2013年1月15日から
 525円/月で提供する。なお、テザリングオプション選択時は、「パケットし放題フラット for 4G LTE」への加入が必須となり、月内7GB以上の通信は速度が制限される。なお、2012年12月31日までに申しこむと、本オプションの使用料は無料かつ「パケットし放題フラット for 4G LTE」が5460円で利用できる。
 申し込み期間:2012年9月21日~12月末日

〇24時間通話定額オプション ※提供は2013年1月15日から
 4G/LTE対応スマートフォンからソフトバンク携帯電話への国内通話料が24時間無料になるオプション。月額500円。
 申し込み期間:2012年9月21日~12月末日

〇4G/LTEスマホBB割
 同社指定の固定通信サービスと4G/LTE対応スマートフォンをセットで利用することで、2年間スマートフォンのパケット定額料が1480円割引となる。3年目以降はパケット定額料から980円引きき(「パケット定額 for 4G LTE」の場合 455 円引き)。
 申し込み期間:2012年9月21日~12月末日

〇4G/LTEスマホ家族割引キャンペーン
 スマートフォンから4G/LTE 対応スマートフォンに機種変更したユーザーが、それまで利用していてた3Gスマートフォンを家族が使うための新規契約(USIMカード単体契約)をした場合、家族が2年間毎月1980円のパケット定額料でスマートフォンを利用できるようになる。また、機種変更前の回線で残っている月月割を新規契約回線に引き継ぐことができる。
 申し込み期間:2012年9月21日~11月末日

〇スマホ下取りプログラム拡大
 すでに発表済みの「スマホ下取りプログラム」の下取り金額を見直し、下取り対象機種を拡大する。 
▼新しい下取り対象機種と下取り価格(報道発表資料より)
20120919-1.jpg
 申し込み期間:2012年9月21日~11月末日

※9/19 19:45追記
 下取りプログラムの下取り対象はSBMのスマートフォン限定だが、MNP転入時の「のりかえ割」と併用は可能とのこと。以前SMBで下取り対象機種を使用していたがMNPで転出して端末だけを持っている場合や、家族が以前使用していて現在は回線契約のないSBMのiPhoneを下取りに出すケースなどが該当する。

【報道発表資料】
4G/LTE 対応スマートフォン向けの新たな施策について

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。