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シマンテック、世界24か国を対象にした調査「ノートンネット犯罪レポート」を発表

2012.09.20

Updated by Asako Itagaki on September 20, 2012, 17:31 pm JST

9月19日、シマンテックは、2012年の「ノートン ネット犯罪レポート」を発表した。それによると、24か国13000人のユーザーによる回答をもとに算出した世界のユーザーを対象としたネット犯罪に関連する過去1年間の直接被害総額は1,110億ドル。日本では過去1年間に920万人以上が被害にあい、直接的な被害総額は348億円 (4億4200万ドル/ 1$=78.82円換算)に上るとのこと。また、ネット犯罪に巻き込まれた成人は世界で約5億5,600万人。オンラインを利用する成人の46%に相当するという。

昨年と比べると、ソーシャルネットワークやモバイルデバイスにおける犯罪など、新しい携帯のネット犯罪が増加しており、オンラインを利用する成人の21%が被害をうけているとのこと。

また、多くのインターネットユーザーは、不審な電子メールを削除する、オンラインでの個人情報の扱いに注意するなど基本的な保護は行っているが、パスワードを複雑にしたり頻繁に変更をする、個人情報をブラウザで入力するとき鍵マークを確認するといった重要な対策は無視されがちであると指摘している。

また、オンラインを利用する成人の4分の1以上(27%)は、電子メールアカウントが侵害されたためにパスワード変更を求められた経験があると回答した。同社のセキュリティアドバイザーは、「個人の電子メールアカウントを侵害されると、他のサイトのサービスについても「パスワードを忘れた場合」のリンクをクリックしてユーザーをそのアカウントから締め出すことができる。複雑なパスワードの使用や、定期的なパスワード変更が重要である」と指摘している。

レポートの詳細は以下のリンク(PDF)から見ることができる。
2012 NORTON CYBERCRIME REPORT

【報道発表資料】
2012 年ノートンによる調査: ネット犯罪の年間被害総額は推定 1,100 億ドル

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。