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SBM、スマホ下取りプログラムの買取業務をソフトバンクテレコムに委託

2012.09.25

Updated by Asako Itagaki on September 25, 2012, 16:23 pm JST

ソフトバンクモバイルは、「スマホ下取りプログラム」について、9月25日から買取業務をグループ会社のソフトバンクテレコムに委託する。機種別の下取り価格(割引期間)については従来と変わらない。

この変更は、ソフトバンクモバイルは古物商の認可を得ておらず、古物営業法違反(無許可営業)に当たるとして警視庁から指導を受けたことに対応したもの。「機種ごとに査定をせず一律の価格で引き取るということであれば法的には問題ないと判断していたが、古物営業法の無許可営業にあたる可能性があると指摘を受けたため変更した」(ソフトバンクモバイル広報室)とのこと。なお。業務を委託されるソフトバンクテレコムは東京都公安委員会から古物商の認可を受けている。

これに伴い、手続きの方法も変更となっている。下取り希望者はiPhone 5を購入後、専用封筒に下取りを希望する端末を封入し、ソフトバンクテレコムに送付する。下取りできる場合は、受付状況についての書類が本人宛にソフトバンクテレコムから郵送され、手続き完了後にソフトバンクモバイルからSMSが送られ、毎月の請求金額から割引が開始される。下取りができない場合は、ソフトバンクテレコムから端末が返送される。

なお、9月24日までに既に下取りプログラムを利用してソフトバンク取扱店に端末を預けた顧客については、「できるだけお客様の手を煩わせない形で、下取り業務をソフトバンクテレコムで行うような形にすべきだと考えている。具体的な手順については現在検討中」(ソフトバンクモバイル広報室)とのこと。

【参照情報】
スマホ下取りプログラム:キャンペーン情報 | ソフトバンクモバイル

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。