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日本のGoogle PlayにもNexus 7が登場、電子書籍サービスも日本語対応

2012.09.25

Updated by Asako Itagaki on September 25, 2012, 09:20 am JST

▼Nexus 7(Google Play)
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間もなく日本でも正式発売の噂があったGoogleのタブレット「Nexus 7」が、9月25日朝、国内のGoogle Playにお目見えした。16GBモデルのみで、価格は19,800円。また、Nexus 7上からGoogle Playにクレジットカードを登録することで、プリインストールコンテンツと2000円分のクレジットを提供する期間限定キャンペーンを実施中。

Nexus 7は、ASUS製で、プロセッサはNvidia製のクアッドコア「Tegra 3」、画面は7インチの液晶画面(解像度1280×800メガピクセル)。OSはAndroid4.1(Jelly Bean)。ビデオチャット用のカメラ(120万画素)を正面に内蔵しており、NFCもサポートしている。ただし、ネットワーク接続はWi-Fi(802.11 b/g/n)のみで携帯通信網には対応しない。

Nexus 7は6月の開発者向けカンファレンス「Google IO」で発表されたタブレット端末で、既に米国などでは7月中旬から発売されていた。8GBモデル(199ドル)と16GBモデル(250ドル)の2種類が用意されており、当初Googleではユーザーの大半は安い8GBモデルを選ぶと予想していたが、実際には16GBモデルが予想以上に売れたと報道されている。分解調査の結果、16GBモデルの方が粗利率が高いという予想もあり、国内では16GBモデルのみを投入することになった背景はそうした事情があるのかもしれない。

また、「Books」も日本語対応。Google Play内の「書籍」メニューで、国内向けに電子書籍コンテンツが提供されている。
 

【参照情報】
Nexus 7(16 GB) - Google Play
Google Play の書籍
グーグル、「Nexus 7」タブレットを発表 - 7インチ画面搭載、199ドルで
グーグル、「Nexus 7」の需要を読み違え - 16GB版に人気集中、在庫切れに

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。