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ソフトバンクテレコム、車載用のIP無線サービスを提供開始、動態管理も

2013.01.29

Updated by Naohisa Iwamoto on January 29, 2013, 17:31 pm JST

20130129_sb001.jpgソフトバンクテレコムと西菱電機は2013年1月29日、全国のタクシー、トラックなどの商用車に向けた車載用のIP無線サービスの提供を2月1日から開始すると発表した。ソフトバンクモバイルの通信サービスを利用し、全国をエリアとしてIP方式による無線通信・通話が可能になる。

サービスを利用するには、ソフトバンクモバイルの車載無線機「SoftBank 201SJ」(西菱電機製)を利用する。通信インフラとしては、ソフトバンクモバイルの3Gデータ通信サービス(W-CDMA、2.1GHz帯)を使うため、これまでの業務用無線で必要とされた無線免許申請や無線資格従事者による工事が不要で利用できる。通信や単方向の音声通話が可能なほか、音声による車両の一斉呼び出しや設定したグループごとの呼び出しも可能という。

オプションでASP型のGPS位置情報サービス「IP無線位置情報サービス」も用意する。このサービスを使うと、トラッキング、動態管理、地図表示などのサービスを受けられるほか、近隣呼び出しや地域呼び出しといった位置情報を使った音声呼び出しも可能になる。

【報道発表資料】
業務用車載ソリューション「IP無線機 SoftBank 201SJ」2月1日から、全国でサービス開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。