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盗んだクレジットカード情報は1億6000万件 - 史上最大のデータ盗難犯、米で起訴に

2013.07.26

Updated by WirelessWire News編集部 on July 26, 2013, 15:44 pm JST

米司法省(Department of Justice)は現地時間25日、米国史上最大のハッキング・データ盗難事件に関わったとされる5人の容疑者を起訴したことを明らかにした。

5人はロシア人とウクライナ人のハッカーで、2005年から昨年にかけて1億6000万枚ものクレジットカード番号を盗み出し、関係企業に3億ドル以上の損害を与えた疑いをかけられている。被害を受けた企業は、ナスダック(NASDAQ)、セブンイレブン(7-Eleven)、カルフール(Carrefour)、JCペニー(J.C.Penny)、ハートランド(Heartland)、ジェットブルー(Jet Blue)、ダウ・ジョーンズ(Dow Jones)、ビザ・ヨルダン(Visa Jordan)、グローバル・ペイメント(Global Payment)、ダイナーズ・シンガポール(Diners Singapore)など多数にのぼる。また、米国内だけでなく、オランダ、ラトビア、バハマ、ウクライナ、パナマ、ドイツなどの各地に置かれたサーバーも被害にあったという。

このハッカーグループは、クレジットカード番号のほか、カードの名義人名やパスワード、それに個人の身元を特定する情報をSQLインジェクション攻撃で盗み出したとされている。また、盗み取ったカード情報を世界中に転売したが、値段は米国発行のカードは1枚10ドル、カナダ発行のカードは1枚15ドル、それらより高いセキュリティレベルの欧州で発行されたカードは1枚50ドルで販売されていたという。

起訴された5人のうちディミトリ・スミリアネツ(Dmitriy Smilianets)容疑者は米国で、またウラジミル・ドリンクマン(Vladimir Drinkman)容疑者はオランダでそれぞれ拘留されているが、残りの3人はまだ捕まっていない。

いっぽう、ドリンクマン容疑者とまだ捕まっていないアレクサンダー・カリーニン(Alexandr Kalinin)容疑者は、2009年に起きた当時過去最大のデータ盗難事件にも関わった疑いでも起訴されている。この事件では、数百万枚分のクレジットカード、デビットカードのデータが盗まれ、すでに捕まったアルバート・ゴンザレス(Albert Gonzales)容疑者が懲役20年の判決を受けていた。

【参照情報】
The US government has charged five men with the largest hacking scheme
in US history
- The Verge
U.S. indicts hackers in biggest cyber fraud case in history - Reuters

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