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アマゾンのジェフ・ベゾス、ワシントン・ポスト紙の社主に - 2億5000万ドルで購入

2013.08.06

Updated by WirelessWire News編集部 on August 6, 2013, 06:20 am JST

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(cc) Image by Adam Glanzman

米国を代表する有力新聞のひとつであるワシントン・ポスト紙(Washington Post:以下、WaPo)をアマゾン(Amazon)創業者のジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏が購入することが明らかになった。

WaPoが報じたところによると、同紙の現在のオーナーであるグラハム(Graham)一族にはベゾス氏から2億5000万ドルの現金が支払われることになる。また同紙獲得は完全にベゾス氏個人によるもので、アマゾンの関与はないという。

米国ではこの週末に、ボストンを地盤とする有力ローカル紙Boston Globe紙を、親会社のNew York Times紙が売却することが発表されていたばかり。買い手は、MLBボストン・レッドソックスや英プレミアリーグのリバプールを所有するジョン・ヘンリー(John Henry)氏。また著名な投資家のウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏が割安な投資先として複数の地方紙などを購入したことも話題になっていた。

今回の取引について、WaPoでは同社CEOのドナルド・グラハム(Donald Graham、Facebook社外取締役なども務める人物)氏が、メディア分野に強い投資銀行のアレン&カンパニー(Allen & Co.)を使って買い手を探していたなどと記している。なお同紙が所有する一部の資産ーーForeign Policy誌やSlate.comなどは取引の対象外となるものの、複数の地方紙はWaPoともに売却されるという。

アマゾンはこのところ欧州での法人税問題や各国での雇用の問題などでふたたび注目を集める存在となっていることから、WaPoが強みとする政治の絡む問題で批判の的となる可能性も十分にある。そうした場合にベゾス氏、WaPoがどういった対応を見せるかといった点も今後大きな関心を集めることになると思われる。

【参照情報】
Washington Post to be sold to Jeff Bezos - WaPo
Breaking: Jeff Bezos buys The Washington Post for $250 million - The Verge

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