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グーグルの音楽配信サービス、「Google+」との連携の可能性(WSJ)

2011.10.25

Updated by WirelessWire News編集部 on October 25, 2011, 10:53 am JST

グーグル(Google)が、同社のソーシャルネットワークサービス「Google+」と連動する音楽配信サービスを近日中にリリースする予定だと、Wall Street Jornal(WSJ)が米国時間24日に関係者の話として報じた。

WSJによれば、このサービスは「Google+」と連動したものとなり、Google+ユーザーが音楽ライブラリに追加している楽曲が、友人や知人として登録した他のユーザーのページ上に「お勧め曲」として表示されるという。「お勧め曲」については一回かぎりで無料で聴くことができ、気に入ればMP3フォーマットのデータを購入(ダウンロード)できるようになる。価格については、アップル(Apple)「iTunes Store」などと同じ99セントになる見込みだという。

WSJでは、事情に詳しい音楽業界関係者の話として、このサービスが2週間以内に開始される見込みとしている。ただし、米国の音楽販売の87%を占める大手レコード会社4社との間の交渉はまだまとまっていないという。

4大レーベルのうち、EMI(EMI Group)に関しては、サービス開始前に契約が成立する見込みが高く、またユニバーサル・ミュージック(Universal Music Group)との交渉もすでに進んでいるという。いっぽう、ソニー・ミュージック(Sony Music)は、グーグルがYouTubeなどでみせた著作物の取り扱いに関する姿勢に対して不信感を抱いており、サービス開始までに交渉が成立する見込みは薄く、さらにワーナー・ミュージック(Warner Music Group)でも、自社の取り分についての条件に不満を示しているという。

グーグルは今年5月に、音楽ライブラリサービス「Music Beta」をリリースしていた。同サービスは現時点で、ユーザーが所有する楽曲データをオンライン上で保管・管理する機能に限定されている。また19日には、同社Android部門を率いるアンディ・ルービン(Andy Rubin)氏が、「グーグルならではのひとひねり」を加えた音楽サービス提供の可能性を示唆していた。

なお、アップル(Apple)は今月、音楽サービス「iTunes Match」のリリースを予定している。これに関し、GigaOMでは、今回明らかになったグーグルの音楽配信サービスならびにフェイスブック(Facebook)と連動してユーザー数を伸ばしている「Spotify」に言及しながら、ソーシャルメディアを使った音楽配信の分野では、アップルが他社に対して遅れをとっていると指摘している。

【参照情報】
Google Links Music Store, Social Networking - WSJ
Report: Revamped Google Music Will Link to Google+ - PCMagazine
Has Apple missed the social-music train? - GigaOM
グーグルの音楽配信サービス、「まもなく」提供開始へ - Android責任者が示唆
グーグル、クラウドベースの音楽管理サービスや映画配信サービスを発表

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