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ブラックベリー、高まる「事業・資産切り売り」の可能性(Reuters報道)

2013.09.17

Updated by WirelessWire News編集部 on September 17, 2013, 11:44 am UTC

長引く経営不振から身売りなどを検討しているとされるブラックベリー(BlackBerry)に関し、事業・資産が切り売りされる可能性が高いとする話をReutersが報じている。

ブラックベリーではこのところ、全社や一部事業の売却をふくむ戦略上の選択肢を検討していることが伝えられているが、この影響で顧客離れや企業・事業価値の減少が進んでいるとの見方も出ていた。同社の取締役会ではこうした影響を極力減らすために、今年11月の完了をメドとして売却作業を進めることを望んでいるとする話も報じられいた。

Reutersによると、ブラックベリーの時価総額は現在54億ドルほどだが、同社資産の評価額についてはサービス事業が30億〜45億ドル、特許権が20〜30億ドル、現金などが31億ドルという見積もりが複数のアナリストから出されているという。

このため、ブラックベリーの買収に関心を示している企業側でも、足かせとなっている端末関連の事業を切り離す形で、オペレーティング・システムやキーボード関連の特許などだけに関心を示しているところが複数あるという。

またカナダの年金基金が一部投資家と協力し、同社の事業全体を買収するという可能性についても取り上げられている。さらに、同社の筆頭株主で10%の株式を保有するフェアファックス・フィナンシャル・ホールディングス(Fairfax Financial Holdings)が複数の投資ファンドと協力し、同社の株式非公開化を目指すというシナリオもあるという。ただし、Reutersによれば、有力な交渉先として上がっていた投資ファンドやアジアのメーカーなどのなかには、すでにこの交渉から手を引く動きもあるという。

【参照情報】
Exclusive: BlackBerry bidders may want to carve up business - sources - Reuters
BlackBerry could be torn apart as potential buyers weigh their options - The Verge
BlackBerry suitors reportedly considering breaking up the company for OS and patents - TNW

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