1月16日、NTTドコモは2013年度内の導入を目指していたTizenOSを搭載したスマートフォンに関して、導入を当面見送ることを明らかにした。モバイル市場を取り巻く環境の変化に鑑み、導入を当面見送るが、「引き続きTizen AssociationのメンバーとしてTizenOSの普及に向け取り組む」としているが、今後の導入予定は明らかにされていない。
ドコモは2013年中にもTizenOS搭載のスマートフォンを発売すると見られていたが、2014年前半に延期したと報じられていた。2月のMobile World Congressで、SamsungがTizenOS搭載の端末を発表すると予想されており、ドコモでも導入は近いとみられていた。
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登録はこちらWirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。