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2分で「いつものコーヒー」を受け取れる、香港のスターバックス

2014.01.23

Updated by Kenji Nobukuni on January 23, 2014, 18:30 pm JST

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(cc) Image by MCA / Mike Allyn

朝の出勤途中、スマートフォンのアプリを立ち上げていつものコーヒーを注文しておき、店に到着するとカプチーノのカップが待っている。紙カップの表面の手書きの文字で、自分用のだと分かるから、それを持ってレジに向かい、スキャナーでスマートフォンの画面をスキャンしてもらえば支払いが完了する。受け取るまでの時間は入店から2分とかからない。

中国や香港のスターバックスでこうしたサービスを提供しているのは、イギリスのFabriQateという会社だ。昨年5月のリリース以来、現地で人気を集めているという。いわゆる顧客のエンゲージメントを目的に開発されたアプリで、スターバックスのほかにも世界有数の銀行であるHSBC(香港上海銀行)向けのアプリを手掛けている。こちらも人気が高く、毎月10億香港ドル(1HKD=13.4円とすると約134億円)の取引がこのアプリを使って行われているという。

2008年創業のFabriQate社は急成長中で、本社はロンドン。中国とインドに支社があったが、UAEにも進出している。次の大口の顧客は自動車メーカーのフォードだという。既存顧客としてはBestBuyやソニー、CNN、BBC、FoxやKFCなどのビッグネームが名を連ねている。

【参照情報】
FabriQateのウェブサイト
Mobile technology agency FabriQate aims to engage with its apps
FabriQate, a start up success story - AXA Business Insurance

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信國 謙司(のぶくに・けんじ)

NTT、東京めたりっく通信、チャットボイス、NECビッグローブなどでインターネット関連の事業開発に当たり、現在はモバイルヘルスケア関連サービスの事業化を準備中。 訳書:「Asterisk:テレフォニーの未来