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アップルでモバイルヘルス・フィットネス分野参入に向けた動き

2014.02.03

Updated by WirelessWire News編集部 on February 3, 2014, 15:03 pm JST

アップル(Apple)がモバイルヘルスやフィットネス分野に強い関心を寄せており、監督当局との協議や製品の開発を進めているとする話を複数の媒体が報じている。

まずNYTimesでは、昨年12月にアップルの複数の幹部が、米食品医療局(US Food and Drug Administration、FDA)内の医療端末や医療アプリに関連する部署の幹部らと協議を行ったと伝えている。この記事によると、この会合の事実はFDAが公開しているカレンダーから明らかになったもので、アップル側からはオペレーション担当のジェフ・ウィリアムズ(Jeff Williams)SVPやソフトウェアテクノロジー部門のバド・トリブル(Bud Tribble)VPなどが参加していたという。

いっぽう、9to5Macブログでは、アップルが現在、モバイルヘルスケア関連機能に力を入れた次期OS(iOS 8)の開発を進めており、このなかで「Healthbook」という開発コード名のヘルスモニタリングアプリの開発を進めているとする関係者の話が記されている。

同ブログによれば、Healthbookはアップルのチケット・クーポン管理アプリ「Passbook」にも似たインターフェイスのアプリで、ユーザーが心拍数や血圧などの健康データや、歩数、消費カロリー、歩行距離などの運動データをモニタリング・保存することを可能にするものだという。また、同アプリには、ユーザーが自身の治療情報などを入力することで、iOSの他のアプリと連携し、薬の服用時間のリマインドするなどの機能も含まれる予定だという。

アップルは以前から、腕時計型端末「iWatch」の開発を進めているとする話が報じられているが、9to5Macでは、この端末に上記の最新OSが搭載され、さまざまなヘルスモニタリング関連センサーが組み込まれる可能性を指摘。その上で、iWatchは最新OSを搭載するiPhoneと連携して利用されることになるとの見方を示している。

アップルでは昨年以来フィットネスや医療、小型端末に関連する分野の複数の専門家を雇い入れており、そのなかには元ナイキのアドバイザーであるジェイ・ブラーニック(Jay Blahnik)氏や、医療端末メーカーのバイタル・コネクト(Vital Connect)出身のラヴィ・ナラシムハン(Ravi Narasimhan)氏、同じく医療端末メーカーのマシモ・コーポレーション(Masimo Corporation)出身のマイケル・オレイリー(Michael O'Reilly)氏などが含まれているという。

【参照情報】
Apple Executives Met With F.D.A. to Discuss Mobile Medical Applications - NYTimes
iWatch + iOS 8: Apple sets out to redefine mobile health, fitness tracking - 9to5 Mac
Apple met with FDA, reportedly working on 'Healthbook' for iOS 8 - The Verge

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